TOYOTA FJ Cruiser North America Trail Team Spec.
国内ディーラー限定車で現地北米よりも本国気分に浸れる希少な１台
2006年に北米でデビューしたFJクルーザーは、日野自動車羽村工場発、北米マーケット限定発売の本格SUVだ。BJ40型ランドクルーザー風のレトロな外観が最大の特徴で、北米では『ヘリテイジもの』として人気を博している。
国内正規ディーラーで販売されたのは４年後の2010年からだが、国産車には無い無骨ながらもファニーなフォルムやポップな色使いに注目したユーザーによってニーズが高まり、それ以前から逆輸入された個体が他の車種より比較的多めの車種だ。
国内正規ディーラーで販売されるようになると、今度は現地北米の雰囲気を出すために本国仕様にしたり、本国限定のパッケージングに仕立てる事が流行のスタイルとなった。そんな流れに乗って、フルカスタムされた個体が今回紹介する車両となる。
ソリッドなラディアンレッドのボディに、専用本革ステアリングや撥水防水ファブリックシートなど個性を際立たせた仕様として、2011年末に限定販売された『レッドカラーパッケージ』がベースとなっている本車両は、前後バンパーやテールライトなど、本国北米の純正パーツをふんだんに盛り込みつつ、現地では即完売と言われている500〜2000台ほどの限定車で、2008年より毎年仕様を変えてリリースしている『トレイルチームズパッケージ』に換装するという懲りよう。
さらに、TRD製のオプションパーツをはじめ、特注ヒッチメンバーやCOX製ボディダンパー、トラストATFクーラーなどのチューニングメニューも加わり、本国限定パッケージよりもさらにカスタム化されたコンプリートカーのような仕上がりだ。しかも、ボディは高級ガラスコーティング皮膜で覆われ、コンクールコンディションのようなクォリティ。
総額500万円以上を投じて製作された本車両。車両整理のため売却の運びとなったが、走行距離が１万キロ少々という低走行なので、安心の国内正規ディーラー物の限定車で、さらに希少なトレイルチーム仕様を探している方にはうってつけの個体になるのではなかろうか。
■外装
希少なレッドカラーパッケージを国内正規ディーラーにて新車購入し、すぐにガラスコーティングを施工して屋内保管されている個体なので、本格SUVながらも非常に色つやの良い状態を保ったアーバンスタイル的な雰囲気だ。しかも北米トレイルチーム仕様だから、特別感や逆輸入車的な雰囲気もあり、オーナーのこだわりがひときわ光る個体だ。
■内装
レッドカラーパッケージは、ベースグレードに比べ、カラフルな組み合わせで“女子ウケ”の良さそうな雰囲気。さらにナビやバックカメラ、LED照明などのアメニティ系の機能もフル装備しているので、本格SUVにありがちな単調で無骨なイメージは無い。走行距離が少ないのでカラフルなシートや内装材に使用感はほとんど無く、極めて良い状態だ。
■総評
過去の名車を現代版にリメイクしてリリースした車種はいくつかあるが、FJクルーザーもそのうちの１台といえる。しかし、他の車種と違って、日本生まれの北米育ちで結局日本に帰ってくるという帰国子女的な経緯を持つ本車両は、アメ車のSUVが好きな方にとってはトヨタ製なので信頼性や耐久性という面で安心感が雲泥の差だ。また、お洒落なSUVや人とは違ったSUVを探している方にもかなりオススメ。ビビッドなカラーで可愛くもモダンでノスタルジックなスタイル、それでいて本格的な破走能力を持ち合わすという “ツンデレ” 感が非常に魅力的なのだ。それに加え、国内限定のレッドカラーパッケージに北米トレイルチーム仕様にコンバートしているとなれば、わかる方にはたまらない仕様だろう。心揺らいだ方は、ここまで完璧かつキレイに温存された個体はかなり希少なので、できるだけ早いタイミングで弊社までお声がけいただきたい。
売約済み
| 年式 | 2012年式 |
|---|---|
| 走行距離 | 11000km |
| ミッション | 5AT |
| 車検 | H27年4月 |
| 現在色 | ラディアンレッド |
| 元色 | ー |
| 排気量 | 3955cc |
| ﾊﾝﾄﾞﾙ位置 | 右 |
| 乗車定員 | 5名 |
| 車体寸法 | 4635×1905×1840 (mm) |
| 車両重量 | 1940 kg |
| 駆動方式 | パートタイム4WD |
| 使用燃料 | レギュラーガソリン |
| 装備 | AC・PS・PW・TRC・ETC・HID・TV・ナビ等フル装備 |
| 入手経路 | 国内正規ディーラー |
| 車両形式 | CBA-GSJ15W |
|---|---|
| 車体番号 | 832（下３ケタ） |
| ｴﾝｼﾞﾝ形式 | 1GR-FE |
| ｴﾝｼﾞﾝ番号 | ー |
| ﾒｰﾀｰ交換 | なし |
| エアバッグ | あり |
| 修復歴 | なし |
| オーナー数 | 1オーナー（新車） |
| 記録簿 | あり |
| 取扱説明書 | あり |
| 自動車税 | 納付済み |
| ﾘｻｲｸﾙ券 | 預託済み |
| 現所在地 | 三重県 |
| 保管方法 | 屋内 |
| タイヤ | BF Goodrich All Terrain LT 前：265/75R16 後：265/75R16 初走行：2012年ー月（走行距離 100km未満） |
|---|---|
| ホイール | TRD 北米限定ホイール リム径 前：8.0J 後：8.0J オフセット 前：-20 mm 後：-20 mm PCD 139.7 |
| ﾌﾞﾚ-ｷﾊﾟｯﾄﾞ | DIXSEL ブレーキパット タイプ X 残厚 前：ー% 後：ー% |
| ﾌﾞﾚ-ｷﾛ-ﾀ- | 純正 |
| ﾌﾞﾚ-ｷｷｬﾘﾊﾟ- | 純正 F：ー R：ー |
| ダンパー | 純正 |
| スプリング | 純正 バネレート：前：ー 後：ー 自由長：前：ーinch 後：ーinch |
| スタビ | クスコ製 パイプ径 前：φーmm 後：φーmm |
| クラッチ | 純正 |
| ﾌﾗｲﾎｲ-ﾙ | 純正 |
| ミッション | 純正 レシオ：ー |
| ﾌｧｲﾅﾙｷﾞｱ | 純正 レシオ：ー |
| LSD | 純正 イニシャルトルク：ーkg |
| ｴｱｸﾘ-ﾅ- | TRD エアインテークキット |
| エキマニ | 純正 |
| 触媒 | 純正 |
| ｻｲﾚﾝｻｰ | 純正 |
|---|---|
| プラグ | 純正 |
| ﾌﾟﾗｸﾞｺ-ﾄﾞ | 純正 |
| ラジエター | 純正 |
| ｵｲﾙｸｰﾗｰ | トラスト製 ATFクーラー(電動ファンスイッチ付き) |
| ﾏｳﾝﾄ・ﾌﾞｯｼｭ | サス：純正 エンジン：純正 デフ：純正 ミッション：純正 |
| ﾒﾝﾊﾞ-・ﾛｯﾄﾞ | ー |
| ﾄﾞﾗｲﾌﾞｼｬﾌﾄ | 純正 |
| タワーバー | 純正 |
| ｱﾝﾀﾞｰｺｰﾄ | 純正 |
| ﾛ-ﾙｹ-ｼﾞ | ー |
| ボディ補強 | COX製 ボディダンパー（前のみ） |
| シート | 純正 |
| ハーネス | 純正 |
| ｴｱﾛ・ｶｳﾙ | 純正 |
| 消火器 | ー 使用期限：ー 点検検査日：ー |
| 燃料タンク | 純正 使用期限：ー 容量：ー L |
| その他 | 特注ヒッチメンバー 牽引能力 3500kg以上 垂直荷重 350kg以上 北米トレイルチーム仕様に換装 |
| エンジン | 純正 |
|---|---|
| 補機類・ECU | 純正 |
| 競技歴 | 無し |
| コンディション | エンジン：良好 ミッション：良好 シャーシ：良好 電装系：良好 その他：良好 直近の走行時期：ー 点検時期：2013年11月 |
| スペアパーツ | エンジン：ー ミッション：ー シャーシ：ー 電装系：ー タイヤ：純正５本 ホイール：純正５本 その他：ー |
| アピールポイント | ■程度極上 ■低走行 ■限定レッドカラーパッケージ ■北米トレイルチーム仕様 ■即走行可能 |
| 気になるポイント | ー |
エクステリア
国内限定＋本国限定仕様
ベースは限定車のレッドカラーパッケージ。国内正規ディーラーで新車で購入し、そこから北米仕様及び本国限定発売のトレイルチームパッケージにコンバートし、総額500万円以上を投じたようだ。国内仕様と比べ、バンパーなどの樹脂パーツがブラックに統一されているだけで、かなり締まったイメージに変貌している。
斜め後ろ
高級ガラスコーティングを施行し、屋内でしっかり保管されている個体だから色つやも申し分ない。
フロントマスク
グリルやバンパーまわりが本国仕様にコンバートされていることに加え、ボンネットに貼ってあるカーボン調の反射防止シートによって、かなりスポーティーな装いだ。ちなみにヘッドライトはHID化、ポジションランプはLED化されている。
リヤビュー
リヤまわりも北米＆トレイル仕様にコンバートして引き締まったイメージ。さらにJAOSのマッドフラップと特注ヒッチメンバーによって、本格SUVたる雰囲気を漂わせる。ちなみにヒッチメンバーは牽引能力をかなり高めてあり、キャンピングトレーラー・船舶トレーラー・カーゴトレーラー等、国内の一般車で牽引できるトレーラーであれば牽引可能。レジャーや仕事で活躍の場が広がりそうだ。
サイドフォルム
ノーマルだとやや間延びしたフォルムに見えがちだが、サイドも各所をブラックアウト化することで、非常に塊感のあるイメージと化している。
ルーフ
色あせやシミはもちろん、ウォータースポットさえ見つけにくいボディ同色の鮮やかな色合いのルーフ。
ボンネット
本国トレイルエディション同様に、ドライビング時の反射を抑えるためにカーボン調のシートが貼られている。スポーティーなイメージにも一役買っている。
フロントウィンドウ
ノーマルのフロントウィンドウ。もちろん飛び石キズなどは無い。
ノーズ部分
専用のグリルやシュラウド、バンパーエンドキャップなど、フロント部分も全てコンバート。もちろん、目立つような飛び石などのキズは無い。
小物類もコンバート
サイドミラーやドアノブもきちんと専用品にコンバート。
リヤまわり
エンブレムはもちろん、リヤバンパーのエンドキャップやカバーパネル、ナンバー照射パネルもトレイル専用品。さらにバンパーやテールライト、バックカメラ内蔵のタイヤカバーも北米仕様にコンバートし、国産モデルの “モタっ” としたイメージから、シャープでスッキリしたイメージに。
タイヤ＆ホイール
タイヤは BF Goodrich の All Terrain LTで、265/75R16。ホイールは入手困難な16インチのTRD製北米限定ホイールで、8J-20、PCD139.7。もちろん背面も同仕様だ。ブレーキシステムはパッドをDIXSEL製にしている。装着後100km未満なのでガリキズひとつ無い。
フロント下まわり
アンダーガードに覆われたフロントの下まわり。特に大きくヒットしたような跡は無い。
リヤ下まわり
多少の泥汚れはあるものの、サビなども無く、かなりキレイなリヤ側の下まわり。
エンジン・トランクルーム
ボンネット裏
比較的軽量なノーマルのボンネット。オイルを噴いたような跡もなく、非常にキレイな状態。
エンジン
エンジンは、4.0L V型6気筒の1GR-FE型が搭載される。タコマやプラド、ハイラックスサーフなどと共通だが、給排気系とECUは各々異なっているようだ。もちろん、オイリーな感じは一切無い。
エアインテーク
TRD製のエアインテークキットを装着。レスポンスの向上はもちろん、見た目的にも嬉しい装備だ。
オイルクーラー
ハードな走行でもトラブル無く走破できるように、トラスト製のATF用オイルクーラー（電動ファン付き）を装備している。
インテリア
フロントドア
レッドカラーパッケージらしく、内側のドアトリムにも赤色があしらわれている。
キャビン全景
モノトーンなベースグレードと比較すると、まるでカスタムカーのように華やかな雰囲気のキャビン。とてもキレイでほのかに新車の香りがするほど。
メーター類
オドメーターはまだ１万キロを少し過ぎた程度。国内正規ディーラーより購入したものなので、メーター改ざんはあるはずもなく、新車保証もそのまま有効期限まで利用できる。逆輸入車では得られない信頼感や安心感も本車両には付帯する。
センターパネル
レッドのセンターパネルには、エアコンと1DINタイプのカロッツェリア製サイバーナビが搭載される。
運転席
レッドとブラックのファブリックコンビシート。破れやホツレはもちろん、使用感もあまり無い。
シフトまわり
5速ATのシフトノブ周辺もきれいで、特に目立つような引っかきキズなども無い。
助手席
ほとんど使用感の無い助手席。色あせなども無い。
グローブボックス
トレイルチームのエンブレムが付いたグローブボックス。
リヤドア
RX-8やミニクラブマンのようにリヤは観音開きタイプ。両側とも開くので乗り降りは比較的しやすい。少ないながらもドアトリムがきちんと赤くなっているのも嬉しい。
リヤシート
ベンチタイプのリヤシートも助手席同様、使用感がほとんど無い。
天井
特にヨゴレや垂れも無い天井。ルームランプはLED化されている。
リヤゲート
片開きタイプのリヤゲート。
ラゲッジスペース
荷物の出し入れ時のキズやシミ等もないクリーンなラゲッジスペース。
始動〜走行まで
基本的にはノーマルと同様だが、エキゾースト音や雰囲気の微妙な違いを確認いただきたい。
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。