Ferrari 360 Challenge
公道を快適に堪能できる真のチャレンジストラダーレ登場!
1999年7月にニュルブルクリンクで公開された360モデナをベースに、ワンメイクレース専用マシンとして2000年にデビューした360チャレンジは、348、F355に続く3代目のモデルとなるが、360チャレンジからはマラネロ本社からラインオフされた、いわばメーカー純正のコンプリートレーシングカーとなる。
エンジンやミッションは基本的にロードモデルと同じものを使用するが、ECUによって点火系や燃料系、シフトポイントなどがレース用にプログラミングされている。また、フロントスクリーン以外がプレクシグラスとされ、サイドウインドーはレクサン製のスライド式に、エアインテークカバーやドアをカーボンファイバー製に、軽量タイプの前後バンパー、お約束のチャレンジグリルなど、徹底した軽量化によりベースモデルに比べ、100kg以上の軽量化を果たしている。
また、サスペンションは、ダンパーはもちろんブッシュ類も専用設計。エキゾースト系もアンサに特注した排圧コントロールバルブを廃止し、排気効率が高められた左右1本出しの専用品。気になるF1マチックを構成する乾式のシングルクラッチも、耐久性を高めたものになっている。
その他、マニエッティマレリ社のデジタルディスプレイやフルロールケージ、自動消化システム、100Lの安全タンクなど、レーシングマシンにはおなじみのパーツが装備される。
そうして、世界中で開催されているフェラーリチャレンジに出走したマシンが役目を終えた後に次のオーナーの元に渡ってゆくのが常であるが、本車両は新車で国内に入ってきてナンバーを保有した異色かつ希少なマシンとなる。
あくまでも街乗りメインで登録された本車両は、通常は装備されていないエアコンやカーボンシェルの助手席も完備。もちろん、サーキットも未走行のようなので、無数の飛び石やクラックなどは見当たらない。走行距離も奇跡の1万キロ以下ということで、まだまだこれからという数字な上に、懸念されるF1マチックのクラッチは、油脂類や足まわり系のブッシュやタイヤと一緒に最近新品に交換したばかりなので、しばらくは安心してドライブを楽しめる。
要するに、新車に限りなく近いサーキット未使用のナンバー付きの360チャレンジということになる。
既に生産は終了しているので、世界中を探しても、ここまで極上の個体は見つからないはず。しかも、街乗りも普通にできるので、ディーノを彷彿とさせるフォルムを好み、しかも生粋のレーシングカーを街乗りで快適にドライブしたいという方には最高の相棒になるのでなかろうか。
■外装
フェラーリロッソが眩しい本個体は、サーキット未使用なだけに、あり得ないくらいに美しい状態を保っている。もちろん、目立つようなキズや凹み、色褪せ、油っぽさは皆無で、まるで美術館からそのまま抜け出てきたようなクォリティだ。
■内装
レーシングカー然としたストイックな雰囲気ではあるが、カーボンやアルミ剥き出しのパーツ、アルカンターラで覆われたダッシュボード等、そのひとつひとつがフェラーリたる美しさで装備されているのはチャレンジでも一緒。しかも、200万円以上も費やしたというエアコンも完調なので、レーシングカーの雰囲気を堪能しながら至極快適にドライブを満喫できる。
■総評
フェラーリの楽しみ方はいくつかある。やはりサーキットが似合うクルマであるし、サーキットこそ本領を発揮するクルマというイメージがあるが、できることなら、早朝から積載車に乗せて目をサンカクにしながらサーキットを攻めるというよりは、もっと気軽に、乗りたい時にレーシングフェラーリの雰囲気だけを楽しみたいというのが本当のところだったりする方も少なくなかろう。そんな、いわばオイシイところだけでパッケージングされた夢のような個体が本車両になる。しかも、レース参戦車両となれば外装は飛び石だらけで機関系や駆動系などは消耗し、シートやステアリングなんかも汗や油で薄汚れていたりして、全体的にくたびれた感じになっているものものだが、本車両のクォリティはロードカーの新車に近いレベル。僅か7000km強の少ない走行距離とはいえ、消耗部品は新品に交換するなどしているので壊れる心配も他の個体よりも限りなく少ない。となれば、フェラーリファンはもちろんのこと、レーシングカーマニアの方にも垂涎の的となるだろう。
売約済み
年式 | 2000年式 |
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走行距離 | 7300km |
ミッション | 6速セミAT(F1マチック) |
車検 | H27年2月 |
現在色 | フェラーリレッド |
元色 | ー |
排気量 | 3,580cc |
ハンドル位置 | 左 |
乗車定員 | 2名 |
車体寸法 | 4480 × 1930 × 1150 (mm) |
車両重量 | 1280 kg |
駆動方式 | MR |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
装備 | AC・PS・ABS・TRC・ETC |
入手経路 | 新車並行 |
車両形式 | F360 |
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車体番号 | 019(下3桁) |
エンジン形式 | F131 |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | なし |
エアバッグ | なし |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 複数オーナー |
記録簿 | ー |
取扱説明書 | ー |
自動車税 | 済 |
リサイクル券 | 済 |
現所在地 | 神奈川県 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | MICHELIN Pilot Sport(PS2 N4) 前:235/40ZR18 後:295/35ZR18 初走行:2012年12月 |
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ホイール | BBS(360チャレンジ純正) リム径 前:8J 後:10.5J オフセット 前:31.5mm 後:38.95mm |
ブレ-キパッド | brenbo(360チャレンジ純正) 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | brenbo(360チャレンジ純正) |
ブレ-キキャリパ- | 360チャレンジ純正 F:brenbo R:brenbo |
ダンパー | 360チャレンジ純正 |
スプリング | 360チャレンジ純正 バネレート:前:ー 後:ー 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 360チャレンジ純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 360チャレンジ純正 |
フライホイ-ル | 360チャレンジ純正 |
ミッション | 360チャレンジ純正 レシオ:ー |
ファイナルギア | 360チャレンジ純正 レシオ:ー |
LSD | 360チャレンジ純正 イニシャルトルク:ーkg |
エキマニ | 360チャレンジ純正 |
触媒 | 360チャレンジ純正 |
サイレンサー | ANSA製(360チャレンジ純正) |
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プラグ | 360チャレンジ純正 |
プラグコ-ド | 360チャレンジ純正 |
ラジエター | 360チャレンジ純正 |
マウント・ブッシュ | サス:360チャレンジ純正 エンジン:360チャレンジ純正 デフ:360チャレンジ純正 ミッション:360チャレンジ純正 |
メンバ-・ロッド | ー |
ドライブシャフト | 360チャレンジ純正 |
タワーバー | 360チャレンジ純正 |
アンダーコート | 360チャレンジ純正 |
ロ-ルケ-ジ | 360チャレンジ純正 |
フレーム修復歴 | なし |
ボディ補強 | 360チャレンジ純正 |
シート | 360チャレンジ純正(助手席もあり) |
ハーネス | サベルト製6点式 |
エアロ・カウル | 360チャレンジ純正 |
消火器 | なし 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | 360チャレンジ純正 使用期限:ー 容量:100L |
エンジン | 360チャレンジ純正 |
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補機類・ECU | マニエッティ・マレリ社製(360チャレンジ純正) |
競技歴 | なし |
コンディション | エンジン:良好(2011年ベルト類交換) ミッション:良好(2012年12月クラッチ新品交換) シャーシ:良好(2012年12月足まわり系ブッシュ新品交換) 電装系:良好 その他:良好 直近の走行時期:2013年10月 点検時期:2013年10月 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ー ホイール:ー その他:ー |
アピールポイント | ■程度極上 ■フルメンテナンス済み ■サーキット未走行 ■即走行可能 |
気になるポイント | ー |
エクステリア
マフラー
少々控えめな装いのアンサ製のチャレンジ専用エキゾーストシステムは、ノーマルの左右2本出しから左右1出しに変更されている。ノーマルに装備される排圧コントロールバルブは無く、アイドリングからいかにもハイコンプな雰囲気を漂わせ、アクセルを軽く煽ればフェラーリらしい咽び泣くような、より甲高い音色を放つ。
エンジン・トランクルーム
インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。