Lotus Elan S4
名門ロータスが生んだライトウェイトスポーツの傑作を気軽に楽しめる1台
今回はロータス・エランS4をご紹介しよう。
FRP製モノコックボディ構造に代表される初のロータス製GTカー『エリート』の後継車として、1962年のアールズコート・モーターショーでデビューしたエラン。
『ロータス26』の開発コードネームを持つ通称シリーズ1(S1)からS4スプリントまで進化し、1973年までの11年もの間に実に1万2000台が生産され、バックヤードビルダーに過ぎなかったロータスを世界に轟かせた傑作のライトウエイト・スポーツカーだ。
エンジンは英国フォードとの提携で、コルチナでおなじみの直列4気筒OHV 116Eユニットをベースに、元BRMのハリー・マンディらで自社開発したDOHCヘッドを持つロータスツインカム。
シャーシは、元フォードのロン・ヒックマンがデザインした銅板バックボーンフレーム+FRPボディ。当初はロータス・セブンに代わり、スプリジェットに対抗するべくオープンモデルを前提として設計が進められため、堅牢かつ軽量なX型のバックボーンフレームを採用した。
後のロータスからリリースされた車両の大半はバックボーンフレームを持つほどの定番構造で、日本でもユーノスロードスターやマツダRX-7、はたまたトヨタ2000GTも参考にしたと言われている。
そして今回紹介するS4は1968年よりリリースされたもの。S3で105psから115psにパワーアップしたロータスツインカムはそのままに、アメリカの安全基準に則したボディになって登場した。
本車両は現オーナーが体力的に乗れなくなってしまったため、やむなく手放すということのようだが、屋内保管されている個体だけに、年式の割には比較的状態は良く、エンジンも元気よく目覚める。
街乗りするにしてもスーパーセブンほど気合いはいらず、それでいて余裕で1tを切る超軽量&コンパクトボディのおかげでかなり軽快にドライブすることができる。
スポーツカー好きなら一度は乗っておきたいクルマ。
お値段もお手頃になってきた現在、ぜひご自身の車歴に入れておいてみてはいかがだろうか?
■外装
ソリッドイエローが眩しいフィクスドヘッド・クーペの本車両は、しばらく倉庫内で眠っていたので若干ホコリっぽい部分もあるが、大きく朽ちていたり、グサグサという訳ではなく、簡単に洗車をすれば充分キレイになる状態だ。
■内装
アルミのリングとウッドを多用したインストルメントパネルはまさにヒストリックカーならではの眺め。激しくめくれ上がったりヒビがはっている場所は見当たらない。天井は若干ヨゴレはあるが垂れてはおらず、シートも比較的キレイに保たれている。
■総評
既にヒストリックの部類に入る車種にはなるが、気難しい点もさほど無く、それでいて初期のロータス黄金期を充分満喫できるのがエラン。現代のクルマにはほとんどない超軽量ボディと、味のあるロータスツインカムとの組み合わせが何よりも気持ちがいい。コンパクトなサイズと相まって、街中はもちろん、ワインディングやサーキットでも爽快に楽しめる1台となるだろう。
売約済み
| 年式 | 不明 |
|---|---|
| 走行距離 | 33,920km |
| ミッション | 4速MT |
| 車検 | 切れ |
| 現在色 | イエロー |
| 元色 | イエロー |
| 排気量 | 1,558cc |
| ハンドル位置 | 左 |
| 乗車定員 | 2名 |
| 車体寸法 | 3683×1422×1160(mm) |
| 車両重量 | 700kg |
| 駆動方式 | FR |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
| 装備 | ヒーター・PW・ETC |
| 入手経路 | 中古並行 |
| 車両形式 | 不明 |
|---|---|
| 車体番号 | ー |
| エンジン形式 | LP |
| エンジン番号 | ー |
| メーター交換 | なし |
| エアバッグ | なし |
| 修復歴 | 不明 |
| オーナー数 | 不明 |
| 記録簿 | なし |
| 取扱説明書 | なし |
| 自動車税 | 未納 |
| リサイクル券 | 未預託 |
| 現所在地 | 山梨県 |
| 保管方法 | 屋内 |
| タイヤ | ブリヂストン SF-248 前:145/SR13 後:145/SR13 初走行:ー |
|---|---|
| ホイール | 純正 リム径 前:ーJ 後:ーJ オフセット 前:ー 後:ー |
| ブレ-キパッド | 不明 残厚 前:ー% 後:ー% |
| ブレ-キロ-タ- | 純正 |
| ブレ-キキャリパ- | F:純正 R:純正 |
| ダンパー | F:純正 R:コニークラシック |
| スプリング | 純正 バネレート:前:ーkg 後:ーkg 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
| スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
| クラッチ | 純正 |
| フライホイ-ル | 純正 |
| ミッション | 純正 レシオ:ー |
| ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
| LSD | ー イニシャルトルク:ーkg |
| エキマニ | 純正 |
| 触媒 | 純正 |
| サイレンサー | 純正 |
|---|---|
| プラグ | 純正 |
| プラグコ-ド | 純正 |
| ラジエター | TTR社製アルミラジエーター |
| マウント・ブッシュ | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
| メンバ-・ロッド | ー |
| ドライブシャフト | 純正 |
| タワーバー | ー |
| アンダーコート | あり |
| ロ-ルケ-ジ | ー |
| フレーム修復歴 | 不明 |
| ボディ補強 | ー |
| シート | 純正 |
| ハーネス | 純正 |
| エアロ・カウル | ー |
| 消火器 | 不明 使用期限:ー 点検検査日:ー |
| 燃料タンク | 純正 使用期限:ー 容量: ーL |
| エンジン | 純正 |
|---|---|
| 補機類・ECU | 純正 |
| 競技歴 | ー |
| コンディション | エンジン:良好 ミッション:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 その他:良好 直近の走行時期:2012年3月 点検時期:2010年4月 |
| スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ー ホイール:ー その他:ー |
| アピールポイント | ■イエローに再塗装 ■練馬56ナンバー ■即走行可能 |
| 気になるポイント | ー |
エクステリア
エンジン・トランクルーム
インテリア
その他
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。