BMW M3 (E90)
高速走行メインの極上通勤快速スポーツセダン登場!
E90型 M3が登録された。
V8エンジン搭載のM3 セダンである。
M3といえば、クーペの方が注目されがちだが、違いはルーフの素材(クーペはカーボン)とドアの枚数のみで、他はほぼ一緒という、まさに“羊の皮を被った狼”という表現がピッタリのクルマだ。
4ドアセダンならではの機能性と居住性が加わりながらも、Mシリーズならではの高回転型エンジンと6速MTの組み合わせは、完全にドライバーズカーであることを認識させられるのと同時に『駆け抜ける歓び』も与えてくれる。
そして、本モデルの最も大きな特徴であるエンジンは、前モデルまでの“シルキー6”と言われた伝統的な直列6気筒からV8へコンバートされたことによるネガティブな面は一切感じさせず、Mモデルならではのジェントルな乾いた音色をベースに、4500rpmあたりからV8ならではのスーパーカー的な金管楽器系の音色が加わり、9000rpmへ向けて吸い込まれるようにタコメーターの針は俊敏に踊りまくる。
そのMモデル特有のレーシーなフィーリングは、オプションで装備されている『M Driveパッケージ』というシステムで更に増幅される。
このシステムを起動させると、パワーはもちろん、吹け上がり感やダンパーやステアリング特性、シートサポートなどにも連動し、明らかに“別モノ”とか“異次元”などと言っても過言ではないような圧倒的なパフォーマンスを見せつけられる。
いずれにしても、ハコ車とは言い難いその超俊敏なレスポンスと加速感は他のセダンとは明らかに一線を画するものであり、それが“M”の称号を受け持つ役割だと言わんばかりに再認識させられるのである。
本車両は、現オーナーが地方への勤め先までの通勤で使っていたということで、7万キロ台の走行距離は示しているものの、そのほとんどは高速道路での走行とのこと。しかも、エンジンオイルなどの油脂類は約3000kmごとに交換、タイヤも純正のミシュラン・パイロットスポーツに交換してからまもなくということでバリ山状態。したがって、コンディションは掛け値なしにすこぶる良いのである。
しかも、現オーナーの計らいで、引き渡し前にはBMWの正規ディーラーにて定期点検をしていただけるとのことで、安心度は更にアップ。そんなアプルーブドカー並みのクオリティなのにも関わらず、売却価格もかなり頑張っていただいた(おそらく、現状ではこの程度では最安値だと思います)。
今回、現オーナーは次期車両の購入のために売却を選択したが、本当は欧米諸国並みに30万キロぐらいまで所有したかったそうだ。というのも、これだけ乗りやすく、利便性もあり、スポーツ走行も抜群に楽しいというセダンはそうそうあるものではないからだ。しかも、これだけハイレスポンス&ハイパワーなのにも関わらず、8km/L弱の燃費というところもかなり魅力的。
そんなクルマなので、家族が増えたなどでスポーツカーを諦めていた方には特にオススメしたい1台だ。
現在ではM3セダンはカタログモデルではなくなってしまい、逆に中古車市場では人気が急上昇しているようなので、『ワタシのためのクルマだ!』というような感じで『ビビッ!』ときた方は、今すぐに弊社までご連絡いただきたい。
■外装
アルピン・ホワイトIIIの外観は、まだ年式が新しいということもあり、全体的にキレイな印象。唯一フロントバンパー左側面に何かに擦ってしまったようなキズがあるが、パッと見は目立たないレベル。そして、Mモデルだからといって、派手なエアロやボディメイクがされている訳ではなく、むしろさりげなくフェンダーがフレアしていたりスポイラー系がせり出している。そういう控えめな装いがセレブリティな品格を感じさせつつ“戦闘民族”をも感じさせ、実に魅力的だ。
■内装
歴代のBMW Mモデルらしく、クリーンで整然とした車内は、隙のない“機能美”とも言えるようなレイアウト。過度な装飾は好まず、ふとした場所に“レーシング”を感じることができるようなポイントを抑えた演出は相も変わらず好感が持てる。レザーシートは“ワレ”や“ホツレ”などはなく、サポート性もしっくりとした印象。後席も一般的なセダンと何ら遜色なく、快適に高速移動が楽しめそうな雰囲気だ。
■総評
今回、『M3としてV8モデルはどうなのか?』と自問自答しながらの取材だったが、直6びいきの私としては完全にいい意味で裏切られた感があった。つまり、直6モデル以上に何もかもが仕上がっていたからだ。『最新のポルシェは最良のポルシェ』とは言われるが、BMWにもそれが当てはまっているように思える。特にBMWの肝となるエンジンフィーリングは最高この上ない。もちろん、直6とはスペック的には比較できないが、V8ならではのフィーリングは直6の延長線上の更なる高みを目指したような、最高に気持ちイイものに仕上がっている。これが高速メインで使われて、フルメンテもされていて、正規ディーラー点検付きとなれば、今後のトラブルは最小限であることは容易に想像ができる上、欧米並みにあと10年10万キロ以上は乗り続けると考えれば、妥協したクルマに何回か乗り換えるよりは、こちらの方がよっぽど“エコ”に繋がる、地球にも優しい非常に良い買い物になるのではなかろうか?
売約済み
年式 | 2008年 |
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走行距離 | 79,674km |
ミッション | 6速MT |
車検 | H25年6月 |
現在色 | アルピン・ホワイトIII |
元色 | アルピン・ホワイトIII |
排気量 | 3,999cc |
ハンドル位置 | 左 |
乗車定員 | 5名 |
車体寸法 | 4585×1815×1435(mm) |
車両重量 | 1640kg |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
装備 | AC・PS・PW・ABS・ETCなどフル装備 |
入手経路 | 国内新車 |
車両形式 | ABA-VA40 |
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車体番号 | ー |
エンジン形式 | S65B40A |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | なし |
エアバッグ | なし |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 1オーナー |
記録簿 | あり |
取扱説明書 | あり |
自動車税 | 納付済み |
リサイクル券 | 預託済み |
現所在地 | 東京都 |
保管方法 | 屋外 |
タイヤ | ミシュラン・パイロットスポーツ 前:245/40/18 後:265/40/18 初走行:2011年6月 |
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ホイール | 純正 リム径 前:ーJ 後:ーJ オフセット 前:ー 後:ー |
ブレ-キパッド | 純正 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | 純正 |
ブレ-キキャリパ- | F:純正 R:純正 |
ダンパー | 純正 |
スプリング | 純正 バネレート:前:ーkg 後:ーkg 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 純正 |
フライホイ-ル | 純正 |
ミッション | 純正 レシオ:ー |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | 純正 イニシャルトルク:ーkg |
エキマニ | 純正 |
触媒 | 純正 |
サイレンサー | 純正 |
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プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
マウント・ブッシュ | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
メンバ-・ロッド | 純正 |
ドライブシャフト | 純正 |
タワーバー | ー |
アンダーコート | あり |
ロ-ルケ-ジ | ー |
フレーム修復歴 | なし |
ボディ補強 | 純正 |
シート | 純正 |
ハーネス | 純正 |
エアロ・カウル | 純正 |
消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | 純正 使用期限:ー 容量: 60L |
エンジン | 純正 |
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補機類・ECU | 純正 |
競技歴 | なし |
コンディション | エンジン:良好 ミッション:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 その他:良好 直近の走行時期:2012年4月 点検時期:2011年6月 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ー ホイール:ー その他:ー |
アピールポイント | ■高速走行メイン ■正規ディーラー定期点検渡し ■Mドライブパッケージ装備 ■東京都新車登録1号車 ■即走行可能 |
気になるポイント | ー |
エクステリア
エンジン・トランクルーム
インテリア
その他
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。