NISSAN SKYLINE GT-R NISMO
あの往年の名レーサー所有のGT-Rニスモが再び登場!
スカイラインGT-Rニスモである。
しかも本車両は、現オーナーの前まで、某大物レーサーが新車時から所有していたGT-Rニスモとなる。
スカイラインGT-Rニスモは、平成元年にR32スカイラインが誕生すると同時に、2.6L・直列6気筒・インタークーラー付きツインターボに、電子制御トルクスプリット式4WDシステムである“アテーサE-TS”を組み合わせた、世界トップクラスの運動性能を実現させた日本を代表するスポーツカーである。
ハコスカから16年ぶりに復活を遂げ、当時のグループAレースに勝つために開発されたハイテク満載のGT−Rとして当時は脚光を浴びた。
その後まもなく、500台限定でグループAのホモロゲーションモデルの『GT-Rニスモ』を追加リリース。
タービンをセラミック製から耐久性の高いメタル製へ、ダクト付きフロントバンパー(通称『ニスモダクト』)、フードスポイラー、リアワイパーレス等、ノーマルGT-Rに対して軽量化や耐久性向上を図った。
そんなGT-Rニスモに特別な感情を抱き、レースでも乗っていたのにも関わらず、ドライバー仲間などの周囲からの勧めなどもあって、平成2年のリリース開始まもなくディーラーにて思わず購入してしまったようだ。
ハコスカからGT-Rニスモまで、レースでもプライベートでもGT-Rを手なずけ、乗りこなしてきただけに、ことエンジンに関してはハコスカからの進化版ということで、おいしい使い方は熟知しているという。
そんなGT-Rニスモは、オドメーターこそ10万kmを超えてはいるが、RB26DETT特有の、勇ましくも甘美なフィーリングは20年の歳月を経た今も健在。もちろんメンテナンスも抜かりなく、エンジンオイル等の油脂類をはじめ、ブレーキやクラッチ等の消耗品など、しっかり行ってきたようだ。
しかし、仕事の関係でほとんど乗る機会のなくなってしまい、このままタンスの肥やしにしておくのももったいないということで一旦は売却されたのだが、幸運にも再び我々の目の前に姿を現してくれたのだ。
限定500台というプレミア感もあるが、ほんの少し前まではGT-Rを想起させる伝説のレーシングドライバーが所有していたという、もうこれ以上ないという組み合わせで今回再出品するに至った。
ゆえに、その価値が分かる方だけにご購入いただきたい超貴重な1台である。
■外装
さすがに20年11万km超ともなると、細かくチェックしてゆけば多少の小さなキズの存在は否めない。しかし、屋内か屋根付き保管ということで塗装の褪せもなく、GT-Rニスモの指定色であるガングレーメタリックもツヤが保持された状態で非常にキレイである。もちろん修復歴なしの超希少な1台である。
■内装
よく触れられるステアリングやシフトノブ・ABCペダル等、ある程度の擦れやテカリは確認できるが、それはそれで貴重である。ていねいに扱われているのは内装もしかり、天井・ドア・ダッシュボード等の破れや浮き、タレは一切ないという奇跡的なコンディションである。また、数少ないチューン箇所のひとつである前列シートをR34 GT-R純正に換装したコックピットは、ゆる過ぎず、タイト過ぎないちょうどいい案配のフィット感で、快適にドライビングをサポートしてくれる。また、足まわりは純正のため、適度なロール感を伴いながらのしっとりとした乗り心地が至極快適だ。もちろん、腰砕け感や異音などは皆無である。
■総評
レーシングドライバーのドライビングで手なずけられた本車両は、メンテナンスも行き届いており、例えば最近交換したクラッチも程よくシビアで、コクコクと決まる短めのストロークの純正シフトノブと相まって、節度あるシフトアップ&ダウンが爽快だ。さらに、4000rpm前後からレーシーさを増してゆくRB26DETT独特のメカニカルノイズも、ノーマルではあるものの、レッドゾーンに近づくにつれてドラマティックにパワーの盛り上がりを明確に感じることができる。GT-Rを知り尽くしたレーシングドライバー所有のGT-Rニスモ。まさに特別な1台となろう。
売約済み
年式 | 平成2年式 |
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走行距離 | 117,000km |
ミッション | Hパターン5速 |
車検 | 平成24年4月 |
現在色 | ガングレーメタリック |
元色 | ー |
排気量 | 2568cc |
ハンドル位置 | 右 |
乗車定員 | 4名 |
車体寸法 | 4545×1755×1340(mm) |
車両重量 | 1400kg |
駆動方式 | トルクスプリット4WD(アテーサE-TS) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
装備 | エアコン・パワステ・パワーウインドウ・ETCなど |
入手経路 | 正規新車 |
車両形式 | KBNR32 |
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車体番号 | ー |
エンジン形式 | RB26 |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | なし |
エアバッグ | なし |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 2オーナー |
記録簿 | あり |
取扱説明書 | あり |
自動車税 | 納付済み |
リサイクル券 | 預託済み |
現所在地 | 東京都 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD08 前:225/50/R16 後:225/50/R16 初走行:ー |
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ホイール | 純正 リム径 前:ー 後:ー オフセット 前:ー 後:ー |
ブレ-キパッド | ー 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | 純正 |
ブレ-キキャリパ- | F:純正 R:純正 |
サス仕様 | ー |
ダンパー | 純正 |
スプリング | 純正 バネレート:前:ーlbs/inch 後:ーlbs/inch 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 純正 |
ギアレシオ | 純正 レシオ:ー |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | 純正 イニシャルトルク:ーkg |
エキマニ | 純正 |
触媒 | 純正 |
サイレンサー | フジツボ製レガリスマフラー |
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プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
ブッシュ類 | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
ドライブシャフト | 純正 |
タワーバー | 純正 |
アンダーコート | 純正 |
ロールバー | ー |
フレーム修復歴 | なし |
ボディ補強 | ー |
シート | R34 GT-R純正 |
ハーネス | 純正 |
エアロ・カウル | 純正 |
消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | 純正 使用期限:ー 容量: ーL |
エンジンチューン | 純正 |
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補機類・ECU変更 | 純正 |
競技歴 | なし |
パーツの状態確認 | エンジン:良好 ミッション:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 その他:良好 直近の走行時期:2012年2月 点検時期:走行毎 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ー ホイール:ー その他:ー |
アピールポイント | ■限定500台のR32 GT-Rニスモ ■元レーシングドライバーが新車時より所有 ■現役時代のレプリカヘルメット付き ■エアコン新品 ■即走行可能 |
気になるポイント | なし |
エクステリア
限定500台のレースに勝つためのクルマ
当時の国内最高峰のレース、グループAに勝つためにハコスカGT-R誕生から16年の歳月を経て復活したR32スカイラインGT-R。そしてグループA参戦のためのホモロゲーション取得のために500台のみ生産・販売された車両のうちの貴重な1台、それが『GT-Rニスモ』である。いわゆる“ニスモ仕様”のGT-Rは多いものの、すでにリリースから20年を経ていることから、ホンモノの『GT-Rニスモ』は中古車市場にはいまやほとんど流通していない。
エンジン・トランクルーム
インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。