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996GT3R

ル・マンで入賞したレーシングポルシェが登場!








2006年のル・マン24時間レースで5位入賞したタイサンポルシェ911 GT3Rである。


チーム・タイサンといえば、“スーパープライベーターの異名をとる名門チーム。スーパーGTの前身である全日本GT選手権に、1994年のカテゴリー発足当初から参戦。2000年にはル・マン24時間レースに初参戦し、福山英朗/余郷 敦/ブルーノ・ランバート組のドライブでLM-GTクラス優勝を勝ち取るという偉業を成し遂げている。


2003年には飯田 章/余郷 敦/西澤和之のドライバー体制で3位入賞。そして2006年にはそれまでのADVANカラーのGT3Rを、サッカーワールドカップ記念としてサムライブルーに塗り替え、西澤和之/山路慎一/P.コリン選手のドライバー体制で参戦。途中、クラス2位まで迫るも、ギヤトラブルにより総合22位、LM GT2クラス5位で完走した。そして今回、その現車がASガレージに売りたし登録されたのである。


そもそもポルシェ911 GT3Rは、911 GT3をベースにしたレーシングカーで、バイザッハのポルシェモータースポーツ部門で60台のみ生産され、2004年にRSRがデビューするまで、世界中の耐久レースで数々のタイトルを総ナメにした名車だ。


おなじみのスタイルは911 GT3のデザインを継承しつつ、FRPやカーボンなどの軽量素材で仕立てられており、車両重量はわずか1,175kgに抑えられている。


リヤに搭載された3.6リッター水平対向6気筒エンジンからは、ル・マン24時間レースのレギュレーションに対応したエアリストリクターを装備し、8200rpmで410psを叩き出す。


その優れたパワーをシーケンシャル6速トランスミッションを介し、マクファーソンストラット式のフロントサスペンション、及びマルチリンク式のリアサスペンションへ伝える。もちろん、サスペンションを構成するスプリング、ショックアブソーバー、スタビライザーは調整式で、コース特性に応じて正確なセッティングを施すことができるようになっている。


このように、抜群の戦闘力を誇る本車両。油脂類の交換などの通常メンテナンスで走行が可能というコンディションも特筆すべきポイントだ。今回、車両入れ替えのために売りたし登録という運びとなった。


世界限定車両でありつつ、ル・マン24時間レース入賞という偉業をも成し遂げた名車を獲得できるまたとないチャンス到来である。ポルシェファンならずとも、こんな機会に遭遇できたことに感謝したくなるような1台となろう。







■外装

2006年に開催されたサッカーワールドカップ仕様に装飾されたボディは、ル・マン24時間レースでの過酷な走行で付いたキズやヒビなどは散見されるが、それも激闘の勲章である。

■内装

純然たるレーシングカーの内装。フルバケットシート、溶接されたロールケージ、アクリルウィンドウなど、戦うべくして造られたコンペティティブな空間だ。

■総評

世界限定60台のうちの1台という希少価値に加え、ル・マンで数々の入賞をもたらした名門、チーム・タイサンの個体ということで、ポルシェファンはもちろんのこと、モータースポーツファン、タイサンファンなど、多くのファンに注目され、ミニカーなどにもなった有名な1台だ。マニアならずとも、実車を目にすればきっとその迫力に圧倒され、コレクションアイテムとしても、レース参戦用のマシンとしても外すことのできないマシンだろう。





売約済み





年式

2003年式

走行距離

ーkm

ミッション

6速シーケンシャルトランスミッション

車検

現在色

サムライブルー

元色

ブラック

排気量

3598cc

ハンドル位置

乗車定員

2名

車体寸法

4430×1765×ー(mm)

車両重量

1175kg

駆動方式

RR

使用燃料

装備

パワステ

燃料タンク容量

100L

入手経路

正規中古

車両形式

996

車体番号

エンジン形式
エンジン番号

メーター交換

エアバッグ

なし

修復歴

なし

オーナー数

ワンオーナー

記録簿

取扱説明書

自動車税

リサイクル券

現所在地

東京都

保管方法

屋内



タイヤ

YOKOHAMA ADVAN RADIAL

前:250/650R18 後:280/680R18 

初走行:ー

ホイール

ENKEI

リム径 前:ー 後:ー

オフセット 前:ー 後:ー

ブレ-キパッド

brembo

残厚 前:ーmm 後:ーmm

ブレ-キロ-タ-

ブレ-キキャリパ-

サス仕様

ダンパー


スプリング

バネレート:前:ーlbs/inch 後:ーlbs/inch

自由長:前:ーinch 後:ーinch

スタビ

パイプ径 前:φーmm 後:φーmm

クラッチ

ギアレシオ

レシオ:

ファイナルギア

レシオ:ー

LSD

エキマニ

触媒

サイレンサー

プラグ

プラグコ-ド

ラジエター

ブッシュ類

サス:

エンジン:

デフ:ー

ミッション:

ドライブシャフト

タワーバー

アンダーコート

ロールバー

フレーム修復歴

なし

ボディ補強

シート

RECARO SP-GN

ハーネス

SCHROTH

エアロ・カウル

消火器

使用期限:ー

点検検査日:ー

燃料タンク

容量:100L

使用期限:ー

メンテガレ-ジ



エンジンチューン

ー 

補機類・ECU変更

競技歴

2003年:ル・マン24時間レース LM-GTクラス3位入賞

2006年:ル・マン24時間レース LM-GTクラス5位入賞

パーツの状態確認

エンジン:良好

ミッション良好

シャーシ良好

電装系良好

その他良好

走行時期:数ヶ月前

点検時期:走行毎

スペアパーツ

エンジン:ー

ミッション:ー

シャーシ:ー

電装系:ー

タイヤ:ー

ホイール:新品3セット付き

アピールポイント

2006年のル・マン24時間レースで5位入賞という偉業を成し得たチーム・タイサン6台目の911 GT3R。2003年モデルではあるが、スペックは2006年バージョンに仕立てられてある。ボディカラーはおなじみのADVANカラーではなく、2006年当時のサッカーワールドカップ記念仕様にカラーリングされている貴重な1台。

気になるポイント


※写真を クリックすると拡大します(元に戻す場合もクリック)。


エクステリア

ル・マン仕様GT3R

2000年からチーム・タイサンとして911 GT3Rで参戦し続け、本車両は2006年に走行した車両そのもの。保存状態は良く、当時のワールドカップサッカー開催記念でペイントされたサムライブルーのカラーリングも鮮やかだ。

フロントフェイス

996特有のティアドロップ型のフロントフェイス。エアダクトなどの若干のモディファイは施されているものの、60台だけ生産されたGT3Rそのままに近い状態だ。

リヤサイドフォルム

ポルシェ特有のテールまわり。高くいきり立つリヤウイングと大きく張り出したリヤオーバーフェンダーがド迫力。

サイドフォルム

初代911からほとんど変わらない伝統のフォルム。

ルーフ

ルーフには、西澤和之/山路慎一のスーパーGTの名コンビに加え、P.コリン選手のドライバー名が記されている。

フロントライト

996 GT3Rの特徴であるレーシーなイエローのヘッドライトには、若干のヒビが入っている。

リヤアンダーまわり

両サイドから出されているマフラーが確認できる。下まわりはオールフラット化され、整流効果を上げることで走行安定性を高めている。

リヤハッチまわり

サイドやリヤハッチのウインドウはアクリル製で軽量化。

テールランプまわり

テールランプやウインカーレンズなどに割れやヒビはない。

リヤウイング

細かな角度調整が可能なリヤウイング。

下まわり

フロント側から見た下まわり。フラットボトム化されており、大きなヒット跡やオイル漏れなどは確認できない。

タイヤ&ホイール

現在履いているタイヤはYOKOHAMA ADVAN製のレイン用で、フロントが250/650R18 リヤが280/680R18となる。山はまだ充分残っている。ホイールはコンペティションオンリーのENKEI製、大径のスリットローターとブルーのアルマイト処理が施されたベルハウジング、そしてゴールドのブレンボキャリパーも確認できる。

フロントウインドウ

フロントウインドウは唯一ガラス製。

ウインドウのヒビキズ

24時間レースによって付いてしまったフロントウインドウの飛び石キズと、そこから広がってしまったヒビが確認できる。

エンジン・トランクルーム

伝統のボクサーユニット

エンジンは水冷6気筒のドライサンプ式ボクサーエンジンとなる。カタログ値での最高出力は410psで、ル・マン24時間レースのレギュレーションに対応して、8,200rpmで作動するエアリストリクター(φ29.9mm×2)を装備している。

フロントボンネット内

カーボン製の軽量ボンネットフードを開けると、安全タンクやバッテリーなどの重量物が収まっていた。

インテリア

超軽量なドア

ドアの内張りはカーボン製、ウインドウはアクリル製に交換されている。ドアノブに指をかけた瞬間の軽さに驚くハズ。

頑強な乗り口

剛性の確保と衝突安全性を高めるために開口部が半分程度までロールケージで覆われている。

コクピット

911でおなじみの6連メーターではなく、レースに必要な機能や情報だけを集約させたレーシーなコクピット。

RECAROフルバケットシート

頭部までサポートするRECARO SP-GNフルバケットシートが備わる。破れやホツレもなく、比較的きれいな状態だ。

天井

天井部分にもロールケージが隙間なく張り巡らされている。

後方視界

室内後部にもロールケージが複雑に入り組んでいたが、後方視界は比較的良好だ。


以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。