全日本GT参戦車両がナンバー付きで登場!
当時、北米のマッスルカー市場で大きなシェアを得ていたシボレー・コルベットの対抗馬として企画されたダッヂ・バイパー。
1989年に北米国際オートショーにてコンセプトカーが発表され、1992年よりミシガン州デトロイトのコナーストリート工場で、抜擢された職人の手によって毎日13台だけが生産された。
「マムシ」が由来となっている「バイパー」は、蛇のようなフロントマスクをはじめ、トラック用のV10 8リッターOHVエンジンから発せられる強烈なパワーをリヤタイヤに伝えるべく、リヤを振りながら走る「スネーク・ダッシュ」などが話題となり、当初の3年間限定の生産計画を変更して継続生産されることとなった。
バイパーは市販車の中では最大級であるV10 8リッターOHVエンジンを搭載している。もともとピックアップトラックの「ダッヂ・ラム」に搭載されていたものを、当時クライスラーの子会社だったランボルギーニによってチューン、450ps/67.7kgmを発生させた。足まわりも同様にチューンされ、ダブルウィッシュボーンのサスペンションにブレンボ製のブレーキキャリパーやコニ製のショックアブソーバーが組み合わされた。
そのアメ車特有の野太く力強いエンジン音とロングノーズから「直線番長」的なイメージを受けるが、50対50の極めて理想的な重量配分を実現していることから、実はコーナリングマシンの側面も受け持つ。
そんな素性を活かすべくモータースポーツでも活躍し、1994年からル・マンに参戦。1998年から2000年までGTSカテゴリーで3連覇を達成、2001年にはFIA-GT選手権でチャンピオンに輝くという偉業を成し遂げた。日本でもチーム・タイサンより全日本GT選手権GT500クラスに1997年から参戦。途中、GT300へのクラス変更はあったものの、2001年には表彰台を得るまでに進化したマシンだった。
そして今回紹介するのが、山田英二/木下隆之組がドライブしたECLIPSEタイサンADVANバイパーの現車である。1997年の参戦から2003年第2戦富士スピードウェイでの新車投入まで実戦投入された、初期型の最終モデルとなる。
オーナーからの情報では、GTS−RのC8モデルとしてはデトロイトのコナーストリート工場の第1号車でもあるようだ。内外装はレース当時のままになってはいるものの、ストリート仕様にモディファイされ、公道も走れるようになっているという何とも贅沢極まりない希少な1台だ。
オリジナルのレーシングエンジンのスペアもあるという本車両、2010年には本国での生産も終了し、さらに希少価値の高まる予感がするバイパー。アメリカを代表する名車を手に入れる最後のチャンスとなるだろう。
■外装
アドバンカラーに装飾されたボディは、レース参戦の名残として各所にヒビや割れなどは散見するものの、それ以上に目立つ派手なフォルムによって思ったほど目立たず、逆に臨場感のある迫力を醸し出している。
■内装
アルカンターラで覆われたダッシュボード付近は高級感あふれる装いにはなっているものの、それ以外はレーシングカー然とした佇まいで、鉄板むき出し・複雑に絡み合うロールケージ・アクリルウィンドウなど、スパルタンそのものだ。
■総評
ダッヂ・バイパーといえば、あのシェルビー・コブラの開発者も関わっているというアメリカを代表する名車。そのスタイルといい、走りっぷりといい、文字通りのスーパースポーツである。その1号車をスーパープライベーターとして名高いチーム・タイサンがレースカーに仕立て、1997年から2003年まで全日本GT選手権に参戦、おおいに注目を浴びた1台がこの車両だ。現在は、ストリート仕様としてモディファイされ、公道を走れるようになっている。ノーマル状態でも目立つボディに当時のスポンサーだったステッカー類が所狭しと貼られたままの状態なので、内外装ともに注目度は非常に高い。しかも、レースで走っていた個体そのものという由緒正しいバイパーなので、ファンならずとも非常に気になる1台だろう。
売約済み
年式 | 1996年式 |
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走行距離 | 8297km |
ミッション | 6速マニュアルトランスミッション |
車検 | 検切れ |
現在色 | ADVANカラー |
元色 | ー |
排気量 | 8000cc |
ハンドル位置 | 左 |
乗車定員 | 2名 |
車体寸法 | 4488×1933×1180(mm) |
車両重量 | ーkg |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | ー |
装備 | パワステ |
燃料タンク容量 | 100L |
入手経路 | 新車並行 |
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車両形式 | C-08 |
車体番号 | ー |
エンジン形式 | 8.0L |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | ー |
エアバッグ | なし |
修復歴 | なし |
オーナー数 | ワンオーナー |
記録簿 | ー |
取扱説明書 | ー |
自動車税 | 未納 |
リサイクル券 | ー |
現所在地 | 東京都 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | YOKOHAMA DNA 前:275/35R18 後:335/30R18 初走行:ー |
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ホイール | BBS リム径 前:ー 後:ー オフセット 前:ー 後:ー |
ブレ-キパッド | brembo 残厚 前:ーmm 後:ーmm |
ブレ-キロ-タ- | brembo |
ブレ-キキャリパ- | brembo |
サス仕様 | ー |
ダンパー | Quantum モノチューブネジ式車高調 |
スプリング | Eibach バネレート:前:ーlbs/inch 後:ーlbs/inch 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | ー パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | ー |
ギアレシオ | ー レシオ:ー |
ファイナルギア | ー レシオ:ー |
LSD | ー |
エキマニ | ー |
触媒 | 純正 |
サイレンサー | ー |
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プラグ | ー |
プラグコ-ド | ー |
ラジエター | ー |
ブッシュ類 | サス:ー エンジン:ー デフ:ー ミッション:ー |
ドライブシャフト | ー |
タワーバー | ー |
アンダーコート | ー |
ロールバー | ー |
フレーム修復歴 | なし |
ボディ補強 | ー |
シート | RECARO SP-G |
ハーネス | Sabelt |
エアロ・カウル | ー |
消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | ー 容量:100L 使用期限:ー |
メンテガレ-ジ | ー |
エンジンチューン | なし |
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補機類・ECU変更 | なし |
競技歴 | 1997年:全日本GT選手権 GT500クラスシリーズ参戦 1998年:全日本GT選手権 GT500クラスシリーズ参戦 1999年:全日本GT選手権 GT500クラスシリーズ参戦 2000年:全日本GT選手権 GT500クラスシリーズ参戦(第6戦からGT300クラスに参戦) 2001年:全日本GT選手権 GT300クラスシリーズ参戦 2002年:全日本GT選手権 GT300クラスシリーズ参戦 2003年:全日本GT選手権 GT300クラス Rd.1参戦 |
パーツの状態確認 | エンジン:良好 ミッション:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 その他:良好 走行時期:数ヶ月前 点検時期:走行毎 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:Micheline F275-18 R330-18 新品1Set付き ホイール:BBS 新品1Set付き |
アピールポイント | デトロイトの工場から最初にラインオフされたGTS-R1号車。1997年の全日本GT選手権より参戦し、2003年の新型投入まで走り続けた、初期型のバイパー。ワンオーナーで、公道も走れるようにストリート仕様にリファイン済み。車検も取得可能だ。 |
気になるポイント | ー |
エクステリア
エンジン・トランクルーム
インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。