
希少! 痛快!! 爽快!!! の新感覚ビークルはいかが?
MINI MOKEは、アレック・イシゴニス氏によって設計されたミニベースの多目的車だ。
ボディ以外の多くはミニと共通のパーツが使用されているMINI MOKEは当初、は軍用自動車として開発されたが、ロードクリアランス不足で英国軍への採用が見送られ、4年後の1968年にイギリスでの生産が早々と中止になってしまう。しかし、モークをノックダウン生産していたレイランド・オーストラリアが、改良型となる「ビックモーク」のライセンス生産を続けた。
オーストラリアでは軍用や多目的なトラックなどとは用途を限定せず、ホテルのビーチワゴンやゴルフのキャディーカーなど活躍の場が多彩であったため、850ccのエンジンはパワー不足を理由に1098ccのエンジンに、そして足まわりは10インチから12インチへインチアップするなどの改良が施された。
その後、レクリエーショナル・ビークルとしての要素の強い「モーク・カリフォルニアン」が登場。エンジンはクーパーSの1275ccを搭載、13インチホイール、大型化されたフロントバーや4シーター化などが施された。
さらに1990年にはイタリアのオートバイメーカー「CAGIVA」が販売権を獲得。12インチ化された足まわり、ロールバーと一体化されて高い安全性を確保した幌骨、ビッグ・モークと同様の1098ccのエンジン、クーラーやバックミラーを装備した。
1990年代にカジバ・モークがチェッカーモータースにより輸入・販売されたこともあったが1996年に生産は終了、トータルの生産台数は約5万台を達成し、30年にもおよぶ軌跡を自動車史に刻んだ。
そして本車両は最終モデルとなるガジバ・モークとなる。
前後グリルガード、モンローショックアブソーバー、センターマフラー、走行距離3万キロ台で少走行、おまけに車検も付いた即走行可能な個体だ。
なんといっても、ゴーカートのような痛快な走りをフルオープンでも楽しめるように幌やシートの張り替えもしっかり行なわれている。前後左右のスクリーンの透明度は確保されているので視界はすこぶる良く、ファスナーも引っかかりもなくスムーズに開閉可能だ。もちろん破れやホツレなどは一切ない。シートもグリーンのパイピングがオシャレなホワイトビニールレザーのシートに張り替え済みだ。
BMC MINIとの共通パーツも多いので、ドレスアップやモディファイも楽しめるミニ・モーク。実用性もあってちょっとしたドライブでも常に刺激が欲しい方には最高の1台になるだろう。
■外装
もともとはアメリカのジープを模したコンセプトで造られただけに、タイヤ付きのシャシーにエンジンとシートを載せただけのような超シンプルな構造が時代錯誤的で逆に見た目も面白く感じさせ、走りもカートのようなシャープな動きで痛快そのものだ。若干サビが確認できたが、DIYで簡単に補修ができるレベルだ。
■内装
内装はBMC MINIと同じような感じ。幌やシートは4年前に新品交換されているので、くもりや破れ・ほつれなどの不具合はまったくない。もちろん、幌はすべて取り外すこともできるので、味わったことのない開放感を味わえる。クーラーやオーディオも装備されているので、季節を問わず快適だ。
■総評
いまでは絶版モデルとなったミニ・モーク。日本でもチェッカーモータースなどが正規輸入していた時代もあったようだが、国内ではほとんど流通していない。そんな希少な個体が極上状態で売りに出された。強烈なインパクトの残るビジュアルやドライブフィール、それでいて実用レベルにも耐え得る柔軟性、そして車検付きなのにもかかわらず思った以上にお求めやすい価格。移動手段としてこれほど楽しめ、コストパフォーマンスに優れた車両はそうはないだろう。
売約済み
年式 | 1994年式 |
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走行距離 | 38000km |
ミッション | 4速マニュアルトランスミッション |
車検 | H24年5月 |
現在色 | ソリッドブラック |
元色 | ー |
排気量 | 998cc |
ハンドル位置 | 右 |
乗車定員 | 4名 |
車体寸法 | 3250×1490×1440(mm) |
車両重量 | 730kg |
駆動方式 | FF |
使用燃料 | ー |
装備 | ヒーター |
燃料タンク容量 | ー |
入手経路 | 中古並行 |
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車両形式 | XKE22 |
車体番号 | ー |
エンジン形式 | 99H |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | なし |
エアバッグ | ー |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 不明 |
記録簿 | なし |
取扱説明書 | なし |
自動車税 | 済み |
リサイクル券 | 済み |
現所在地 | 群馬県 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | BRIDGESTONE SNEAKER 前:145/70/R12 後:145/70/R12 初走行:ー |
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ホイール | MINI純正 リム径 前:ーJ 後:ーJ オフセット 前:ー 後:ー |
ブレ-キパッド | 純正 残厚 前:ーmm 後:ーmm |
ブレ-キロ-タ- | 純正 |
ブレ-キキャリパ- | 純正 |
サス仕様 | ー |
ダンパー | MONROE製 ノーマル形状 |
スプリング | 純正 バネレート:前:ーlbs/inch 後:ーlbs/inch 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 純正 |
ギアレシオ | 純正 レシオ:ー |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | ー |
エキマニ | 純正 |
触媒 | 純正 |
サイレンサー | 純正 |
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プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
ブッシュ類 | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
ドライブシャフト | 純正 |
タワーバー | 純正 |
アンダーコート | ー |
ロールバー | 純正 |
フレーム修復歴 | なし |
ボディ補強 | ー |
シート | 純正 |
ハーネス | ー |
エアロ・カウル | ー |
消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | ー 容量:ーL 使用期限:ー |
メンテガレ-ジ | ー |
エンジンチューン | なし |
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補機類・ECU変更 | なし |
競技歴 | なし |
パーツの状態確認 | エンジン:良好 ミッション:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 その他:良好 走行時期:数ヶ月前 点検時期:走行毎 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ー ホイール:ー |
アピールポイント | 希少な最終型カジバ・モーク。幌とシートは4年前に新品交換済み。走行距離は38000kmとこれからで、車検も1年以上もついたおトクで即走行可能な1台。 |
気になるポイント | ー |
エクステリア
エンジン・トランクルーム
インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。