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CATERHAM SUPER SEVEN Cosworth 1700BDR


不明/1991年式/イギリス

名門コスワースの血統を汲んだカリスマ的ウェポン降臨!

ケーターハム スーパーセブンの希少モデルが登録された。
 
1957年に発表されたスーパーセブンは、ケータハム社がロータス社から1973年に引き継ぎ、1300ccモデルや1600cc、OHVなど、ケントユニット搭載の数多くのモデルを生産・販売してきた。
 
そんな40年以上の歴史がある中で、レーシングコンストラクターであるコスワース社が手掛けたBDRユニット搭載のスペシャルモデルというのが存在する。
 
コスワースといえば、F1で圧勝したDFVエンジンや、ミハエル シューマッハを一躍有名にさせたフォードZetecエンジン、グループAでR32 GT-Rと激戦を繰り広げたフォード・シエラRS500コスワースなど、レースでの戦歴が多く取り沙汰されるが、フォード エスコートRSコスワースやメルセデスベンツ190Eエボリューション、ジャガーFタイプやホンダNSX、アウディRSシリーズなどの市販車のスペシャルグレードにも一部コスワース製のエンジンユニットが搭載されている。
 
その数少ない車種の中で、スーパーセブンにも唯一搭載されたのが、フォード製225E型OHVのケントユニットの鋳鉄ブロックに、コスワースチューンのツインカムヘッドを載せた、フォードのレーシングエンジンである名機コスワースBDAの流れを受け継ぐBDRユニットとなる。
 
さらに、コスワースBDRは1,600ccとボアアップ版の1,700ccが存在するが、今回紹介する本車両は、1,700ccの『BDR』となる。
 
高出力化を可能にするWEBER DCOE45ツインキャブレターや希少な5速マニュアル、伝統のドディオン式リアサスペンション、リファインされたシャーシなど、生産終了から30年以上経った今でも、高次元で調律のとれたマニア垂涎の一台となっている。
 
特に今回紹介する個体は、内外装や吸排気、補器類などをできるだけオリジナルのまま保っており、ロータス時代のヒストリックなテイストを感じつつ、パワフルでダイレクトなレーシーさをも存分に味わえるという、数あるスーパーセブンの中でもベストオブベストと言えよう。
 
 

車両本体売買価格:ASK(現在整備中のため売買休止)

年式

1991年式

走行距離

約11,000km

ミッション

5速MT

車検

切れ(一時抹消予定)

現在色

レッド

元色

排気量

1,699cc

ハンドル位置

乗車定員

2名

車体寸法

3360/1570/1090(mm)

車両重量

600kg

駆動方式

FR

使用燃料

無鉛プレミアムガソリン

装備

ヒーター

入手経路

中古並行

車両形式

不明

車体番号

986(下3ケタ)

エンジン形式

BDR191

エンジン番号

メーター交換

なし

エアバッグ

修復歴

不明

オーナー数

複数オーナー

記録簿

なし

取扱説明書

なし

自動車税

済み

リサイクル券

なし

現所在地

静岡県

保管方法

屋内


タイヤ

NANKANG SPORTNEX AR-1

前:185/60R13 後:205/60R13

初走行:ー

ホイール

純正

リム径 前:ー J  後:ー J

インセット 前:ーmm 後:ー mm

PCD ー

ブレ-キパッド

F:純正 R:純正

残厚 前:ー% 後:ー%

ブレ-キロ-タ-

F:純正 R:純正

ブレ-キキャリパ-

F:純正 R:純正 

ダンパー

AVO(30段階減衰力調整式)

スプリング

AVO

バネレート:前:ーmm 後:ーmm

自由長:前:ーmm 後:ーmm

内径 前:φー 後:φー

スタビ

F:純正 R:純正

パイプ径 前:φーmm 後:φーmm

バネレート 前:ー 後:ー

クラッチ

純正

フライホイ-ル

純正

ミッション

純正

レシオ:1st:ー 2nd:ー  3rd:ー  4th:ー  5th:ー

ファイナルギア

純正

レシオ:ー

LSD

イニシャルトルク:ーkg

エアクリ-ナ-

純正

エキマニ

純正

触媒

なし

サイレンサー

純正

プラグ

純正

プラグコ-ド

純正

ラジエター

純正

オイルクーラー

マウント・ブッシュ

サス:純正

エンジン:純正

デフ:純正

ミッション:純正

メンバ-・ロッド

純正

ドライブシャフト

純正

タワーバー

純正

アンダーコート

ロ-ルケ-ジ

純正

ボディ補強

純正

シート

純正

ハーネス

純正

エアロ・カウル

純正

消火器

使用期限:ー

点検検査日:ー

燃料タンク

純正

使用期限:ー

容量:ーL

その他


エンジン

純正(コスワースBDRウェットサンプユニット)

補機類・ECU

WEBER製キャブレター(DCOE45ツイン)

競技歴

無し(現オーナ以前は不明)

コンディション

エンジン:良好(2020年秋、1万キロ時にOH済み)

ヘッド面研、シリンダースキッシュ加工、ピストンリング交換、インテーク&エキゾーストバルブ交換、バルブスプリング交換、バルブガイド&シートリング交換、タイミングベルト&ウォーターポンプ交換

駆動系:良好

シャーシ:良好

電装系:良好

足回り:良好

その他:キャブ良好(OH済み)

直近の走行時期:2023年7月

点検時期:2023年

スペアパーツ

純正ソフトトップ

アピールポイント

■コスワース1700BDRエンジン

■5速MT

■約11,000km

■程度良好

■動態保存

気になるポイント

■なし

※写真を クリックすると拡大します。

■エクステリア

マニア垂涎のスーパーセブン

多種多様なバリエーションが存在するスーパーセブンの中で、名門コスワース社が関わるエンジンユニットを唯一搭載するのがコスワースBDRだ。しかも本車両は、1600ccのスタンダードモデルのボアアップ版となる1700ccのBDRとなる。

斜め後ろ

オリジナルのクラムシェルフェンダーがヒストリカルな雰囲気を醸し出している。もちろん、目立つようなキズや凹み、塗装の退けもない。

フロントマスク

飛び石だらけになりがちなフロントマスクも比較的キレイな状態。適度についたキャンバーが勇ましい。

リヤビュー

おなじみのリヤビュー。左のミラーは当日来る時に落ちてしまったとのことで、納車前に修理するとのこと。

ボンネット

フロントノーズから先はアルミ無垢のボンネット。明るめのレッドとのコントラストが映える。

ウィンドスクリーン

大きく目立つような飛び石キズやヒビなどは無いウインドスクリーン。ちょうど三角窓のようなサイドスクリーンも装備され、ソフトトップを被せた時はもちろん、オープン時でも風の巻き込みをかなり軽減してくれる。

サイドフォルム

スーパーセブン然とした流れるような佇まい。

マフラー

4-1タイプのマフラー。コスワース直系のレーシングカーさながらのエキゾーストノートがドライビングプレジャーを否応なく高揚させる。

タイヤ&ホイール

タイヤはナンカン製のSPORTNEX AR-1で、フロントが185/60R13、リヤが205/60R13。ホイールは定番の8スポーク。まだまだ使用は可能そうだ。

足回り

本車両にはAVO製の減衰力調整式の車高調を装備。アーム類も曲がりなどのダメージは無さそうだ。

■エンジン・トランクルーム

エンジンユニット

エンジンは、フォード製225E型OHVケントエンジンの鋳鉄ブロックをベースに、コスワースチューンのDOHCヘッドを搭載した水冷直列4気筒1699cc Cosworth BDRユニット。170bhp/6500rpm、190Nm/5500rpmを発揮する。そのフィーリングはレーシングエンジンのBDAをデチューンしたものではあるものの、4500rpmぐらいから一気に吹け上がり、高回転域になればなるほどパワーとトルクが炸裂する様は、まさにレーシングエンジン直系そのもので、まるで別物。その証として、このゴールドに装飾されたヘッドカバーに憧れるセブンマニアも多いようだ。ちなみに本車両は2020年秋の1万キロ時にオーバーホールを施しているので、調子の程は言わずもがなである。

キャブレター

キャブレターはWEBER製DCOE45をツインで装備。こちらもオーバーホール済みで、冷感時でもぐずることなく始動する。

トランク

トランクは他のセブン同様、小さなカバンが入る程度。純正工具も搭載される。

ソフトトップ

もちろん、ソフトトップも装備する。ひどく破れたり割れている箇所は無い。

■インテリア

コクピット全景

整然とレイアウトされたセブンおなじみのコックピット。水温計や油圧計は社外製のものに換装している。ダッシュボードのヒビなどもなく、年式の割にキレイだ。

メーターまわり

メーターまわりもこれまでのセブンとあまり違いはない。スピードメーター及びオドメーターはマイル表示なので、キロに直すと11,000km弱。まだまだこれからという距離だ。

燃料計

燃料計は社外メーター換装により左ドアヒンジ付近に移設。

シート

年式の割にキレイなシート。ヘッドレストの赤いパイピングがスペシャル感を煽る。

ペダル類

相変わらず足元が狭いフォーミュラカーのようなペダルまわり。

ブリッピング

名門コスワースによるレーシーなエキゾーストサウンドをご確認いただきたい。

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以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。