FORD FORCUS RS M380KIT
メーカー純正の快適で過激なホットハッチ現る
フォーカスRS(MK3)のスペシャルモデルが登録された。
2002年に初代RS(MK1)がリリース。以降、足回りやボディワーク、エンジン仕様、電子デバイスの導入や変更を繰り返し、2016年にMK3がグローバルモデルとしてリリースされた。
RS初の直噴ターボを搭載した2.3L エコブーストエンジンには、マスタングよりも大型の低慣性ツインスクロールターボをはじめ、ハイパフォーマンスエキゾーストシステム、大型インタークーラー等が装備され、最大出力350PS/6.800rpm、最大トルク440Nm/2.000~4.500rpmを発揮。また、0-100km/h加速は4.7秒、最高速が266km/hと、Cセグメントの中でもトップクラスに位置するアグレッシブな1台になっている。
また、その潤沢なパワーとトルクを自在に操るべく、RS初のダイナミック・トルク・ベンダリングAWD『フォード・パフォーマンスAWD』を採用。スピード、ステアリング舵角、ヨーや横方向加速度などのセンサー値を100回/秒単位で検知して0:100~100:0の範囲でフロントとリアが可変、電子制御のツインプレートクラッチをリアドライブユニットの左右両輪に装備することで、LSDのような働きをする。
そのトラクション制御は、ローンチコントロールをはじめ、ノーマル、スポーツ、トラック、ドリフトの各運転モードを切り替えることによってエンジンパフォーマンスを最大限に引き出すことができるようになっている。
そんなハイスペックなポテンシャルを有すフォーカスRS MK3に、さらに過激なチューンが施された1台が登録された。それが、今回紹介するフォーカスRS M380KITである。
フォードのカスタマイズ部門である『フォードパフォーマンス』社と密接な関係を持つUKのチューナー『mountune』よりリリースされた380KITがインストールされた個体となる。
ベースグレードにも標準搭載されるクワイフ製機械式LSDをはじめ、ECUリマッピングを可能にする『mTuneハンドセット』、ノーマル比で約11%の吸気効率向上を実現する『高効率インダクションキット』、フロントアクスル全体で3.3kgの軽量化が実現する350mm径の『軽量フロントディスク』などが装備され、インストール後のパワーは350psから30psアップの380psに、トルクは470Nmから530Nmにアップ。0-100km/hも4.5秒以下という超絶パフォーマンスを発揮する。
更に、今や廃盤となってしまった『ドリフトスティック』も搭載。アメリカが生んだドリフト界のカリスマ『ケン・ブロック』氏も監修しているアルミ製の電子式ハンドブレーキで、アクセルやサイドブレーキ、クラッチなどの複雑かつタイミング良く連動させなければならないような絶妙な操作は一切必要とせず、走行中にドリフトしたい時にスティックを軽く引くだけでAWDとABSが自動でコントロール。容易にラリードライバーのような派手なドリフト走行を楽しめる。
大人がしっかり5人乗れて、エアコンも効いて街乗りはもちろん、長距離も快適に移動でき、サーキット走行やゼロヨン、ドリフト走行も難なくこなせるというスペシャルパッケージングされた本車両は、通常グレードですら世界的に生産台数が少なく、北米には1500台程度、イギリスには500台、その他の国へ1000台程度と言われ、すでに日本市場からフォードが撤退していることもあり、並行車両しか入手できない上、『ドリフトスティック』装着車自体、国内はおろか世界中を探しても入手困難な個体となる。
フォード純正パーツ扱いの過激なキット搭載の本車両で、時にはフォーマルに、そして時にはクールにドリフトマイスターを気取ってみてはいかがだろうか。
売約済み
年式 | R1年式 |
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走行距離 | 約27,000km |
ミッション | 6速MT |
車検 | R6.12月 |
現在色 | ニトロナスブルー |
元色 | ー |
排気量 | 2,260cc |
ハンドル位置 | 左 |
乗車定員 | 5名 |
車体寸法 | 4389/1824/1473(mm) |
車両重量 | 1,570kg |
駆動方式 | 4WD |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
装備 | フル装備 |
入手経路 | 中古並行 |
車両形式 | 不明 |
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車体番号 | 594(下3ケタ) |
エンジン形式 | 国[01]983 |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | なし |
エアバッグ | あり |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 複数オーナー |
記録簿 | あり |
取扱説明書 | なし |
自動車税 | 済み |
リサイクル券 | あり |
現所在地 | 埼玉県 |
保管方法 | 屋外 |
タイヤ | MICHELIN PILOT SUPER SPORT 前:235/35ZR19 後:235/35ZR19 初走行:ー |
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ホイール | 純正(鍛造) リム径 前:ーJ 後:ーJ インセット 前:ー mm 後:ー mm PCD ー |
ブレ-キパッド | F:純正(mountune製) R:純正(mountune製) 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | F:純正(軽量350mm径) R:純正 |
ブレ-キキャリパ- | F:純正 R:純正 |
ダンパー | 純正 |
スプリング | 純正 バネレート:前:ーmm 後:ーmm 自由長:前:ーmm 後:ーmm 内径 前:φー 後:φー |
スタビ | F:純正 R:純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm バネレート 前:ー 後:ー |
クラッチ | 純正 |
フライホイ-ル | 純正 |
ミッション | 純正 レシオ:1st:ー 2nd:ー 3rd:ー 4th:ー 5th:ー |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | 純正(Quaife製機械式) イニシャルトルク:ーkg |
エアクリ-ナ- | 純正(mountune製) |
エキマニ | 純正 |
触媒 | 純正 |
サイレンサー | 純正 |
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プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
オイルクーラー | 純正 |
マウント・ブッシュ | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
メンバ-・ロッド | 純正 |
ドライブシャフト | 純正 |
タワーバー | 純正 |
アンダーコート | あり |
ロ-ルケ-ジ | なし |
ボディ補強 | 純正 |
シート | RECAO(純正) |
ハーネス | 純正 |
エアロ・カウル | 純正 |
消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | 純正 使用期限:ー 容量:ーL |
その他 | mountune製 強化リサーキュレーションバルブ mountune製 高効率消音チャンバー Ford Performance製 Drift Stick 4H-Tech Short Shifter CJ Pony Gas Pedal Spacer Steeda Clutch Assist Spring Kit Ford Performance Drift Stick RS シフトノブ フロントカーボン調 グリル |
エンジン | 純正 |
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補機類・ECU | mountune製 mTune ハンドセット |
競技歴 | なし |
コンディション | エンジン:良好 駆動系:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 足回り:良好 その他:ー 直近の走行時期:2022年12月 点検時期:2022年 |
スペアパーツ | ー |
アピールポイント | ■程度良好 ■車検R6.12月 ■27,000km ■monutune 380ps ■ドリフトスティック ■即走行可能 |
気になるポイント | ■なし |
■エクステリア
ケン・ブロックも唸る個体
欧州フォードが得意とするCセグメントの5ドアハッチバックで快適装備満載というパッケージはそのままに、AWDやABSを駆使してローンチコントロールやドリフトモードまで様々なモードを瞬時に、しかも容易にドライブできるという、ケン・ブロックに“異次元の走り”と言わしめたパフォーマンスをも有すフォーカスRSだが、本車両は、それに加えてmountune社よりリリースされた380KITが組み込まれているという、更に過激にチューンナップされた希少な個体だ。
タイヤ&ホイール
街乗りからサーキットまで2段階の制御を有すダンパーとスプリングに組まれたタイヤはフォーカスには珍しいミシュランパイロットスーパースポーツで235/35/ZR19の4本通し。ホイールは純正の鍛造品で8.0Jx19だが、元板金塗装業者である現オーナーが2液でブラックからホワイトに本格リペイント。オプションのブルーのモノブロック4potブレンボキャリパーと相まって、非常にキレイかつスポーティーに仕上がっている。
■エンジン・トランクルーム
エンジンユニット
エンジンは、おなじみの直噴2.3Lエコブーストエンジンをベースに、ツインスクロールターボとバリアブルカムシャフトが組み込まれ、パワーは350ps/6800rpm、トルクは440Nm/2000-4500rpm(OB時15秒470Nm)という十分な戦闘力を有している。しかし、本車両は『mountune M380 アップグレードキット』をインストール済み。ECUのリマッピングを可能にする『mTuneハンドセット』をはじめ、『高効率インダクションキット』、『強化リサーキュレーションバルブ』、『高効率消音チャンバー』などが実装されたことで、パワーは350psから380psに、トルクは470Nmから530Nm(OB時)、そしてローンチコントロール機能を使った0-100km/hは4.7秒から4.5秒以下へと、大幅なパフォーマンスアップを果たしている。
■インテリア
ドリフトスティック
電子式のサイドブレーキ『ドリフトスティック』。類似品が多く出ているようだが、本車両に装着されているのは、フォードパフォーマンス純正の正規品。下にぶら下がっている棒状のものと接続すると、クラッチを切ったり、アクセルを煽ったり、ブレーキで荷重移動させたりなどの操作は一切せずとも、走行中に軽くドリフトスティックを引くだけで、容易にプロドライバーのようなサイドターンやドリフトに持ち込むことができる。本車両自体もそうだが、この特殊とも言える専用アイテムもケン・ブロック氏の監修によってリリースされている。
ブリッピング&ドライビング
ノーマルモードでは普通のファミリー向けハッチバック車として、そしてスポーツモードにしてアクセルを深く踏み込めば、豹変したように気が遠のくような強烈な加速を見せてくれる。その “ジキルとハイド” 的なギャップを確認いただきたい。
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。