MAZDA Ɛ̃fini RX-7 FullTune Street Spec.
どこでも全開で愉しめるフルチューンドロータリー見参!
程度の良いFD3Sのフルチューンドカーが登録された。
今や説明の必要も無い、貴重なロータリーエンジンが搭載されたピュアスポーツカーだ。
4ローターを積むマツダ787Bがル・マン24時間レースで優勝した1991年6月の4ヶ月後に、3代目のFD3S RX-7がアンフィニブランドとして販売された。
ゼロ戦の設計思想を参考に、1991年から2002年の間に、前期型(1~3型)、中期型(4型)、後期型(5・6型)と、6回ものアップデートが行われ、徹底した軽量化を追求。最終的には100kgもの軽量化を果たしている。
また、ロータリーエンジンのコンパクト性を生かすべく、定重心化と重量配分にも拘り、シャープなハンドリングと限界の高いコーナリング性能を得た。また、曲面を多用した流面形のフォルムは、のちにコルベットなどにも影響を与えたと言われ、『イニシャルD』や『湾岸ミッドナイト』などの漫画や『ワイルドスピード』などの映画、そして昨今の『25年ルール』による日本車ブームの更なる加速化により、中古車市場でも新車価格を大きく上回るような異常事態となっている等、デビュー当初から現在まで、多大なる影響を与え続けている。
とはいえ、年式的には最も新しいものでも既に20年以上が経過している個体ゆえ、程度の良いものを見つけるのは困難を極める。
更に、車種のキャラクター上、何らかのチューニングが施されているものがほとんどなので、レシプロエンジンよりもデリケートなロータリーエンジンには、当時のようにストリートもサーキットも安心して、時には全開で乗れるような個体に巡り合うのはほぼ皆無と言えよう。
そんな中、細かいところまで手の入ったフルチューンのFD3Sが現れた。
7万キロ時にノーマルの4型を入手してから、エンジン、吸排気系、足回り、ブレーキ、ミッション、エアロ、電装系など、車検対応の範囲内でできることは全て手が尽くされたような個体だ。
詳細は下記スペック表をご覧いただければと思うが、街乗りも快適にできるように、内装材を除去するような軽量化や、居住性や乗降性が犠牲になるようなロールケージは組まず、あくまでも公道も普通に走りつつ、サーキットでも壊さずに安心して全開走行ができるように仕上がっている。
しかも、中期モデルまでは限界付近の挙動がピーキーで特にスピンしやすいといわれる4型ベースの400psオーバーの個体ながらも、弱アンダーセッティングで高速コーナーでも安全に周回できる。
もちろん、ハイパワーに対応するべくクーリング対策も抜かりなく、エンジンも耐久性重視のSPLサイドポート加工が施されており、安心して全開走行可能だ。
ドノーマルの極上車では高額な割に物足りず、でも中途半端なチューニングカーでは故障が不安、そんな不満や不安を一蹴してくれるような欲張りなセブンを狙っている方や、程度の良いチューンドセブンを足代わりにもサーキットでの全開走行でもいつでも楽しみたい方にはまたとない個体ではなかろうか。
売約済み
| 年式 | H8年式 |
|---|---|
| 走行距離 | 約90,000km |
| ミッション | 5速MT |
| 車検 | R6.3月 |
| 現在色 | スノーホワイトパールマイカ |
| 元色 | シルバーストーンメタリック |
| 排気量 | 1,308cc |
| ハンドル位置 | 右 |
| 乗車定員 | 2名 |
| 車体寸法 | 4340/1790/1210(mm) |
| 車両重量 | 1,300kg |
| 駆動方式 | FR |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
| 装備 | AC・PS・PW・ETC |
| 入手経路 | 国内ディーラー車 |
| 車両形式 | E-FD3S |
|---|---|
| 車体番号 | 629(下3ケタ) |
| エンジン形式 | 13B |
| エンジン番号 | ー |
| メーター交換 | あり |
| エアバッグ | なし |
| 修復歴 | なし |
| オーナー数 | 複数オーナー |
| 記録簿 | あり |
| 取扱説明書 | あり |
| 自動車税 | 済み |
| リサイクル券 | あり |
| 現所在地 | 三重県 |
| 保管方法 | 屋根付き |
| タイヤ | DUNLOP DEREZZA ZII 前:265/35R18 後:265/35R18 初走行:ー |
|---|---|
| ホイール | Rays CE28SL リム径 前:10.5J 後:10.5J インセット 前:+22 mm 後:+22 mm PCD ー |
| ブレ-キパッド | F:エンドレスCC-RG R:エンドレスCC-RG 残厚 前:ー% 後:ー% |
| ブレ-キロ-タ- | F:エンドレスシステムインチアップキット R:社外製 |
| ブレ-キキャリパ- | F:エンドレスレーシングMONO4 R:純正 |
| ダンパー | クラックス車高調(某ショップオリジナル減衰) |
| スプリング | ハイパコ バネレート:前:20kgf/mm 後:22kgf/mm 自由長:前:ーmm 後:ーmm 内径 前:φー 後:φー |
| スタビ | F:純正 R:純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm バネレート 前:ー 後:ー |
| クラッチ | OS |
| フライホイ-ル | OS |
| ミッション | OS製5速クロス レシオ:1st:ー 2nd:ー 3rd:ー 4th:ー 5th:ー |
| ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
| LSD | ATS イニシャルトルク:ーkg |
| エアクリ-ナ- |
社外製 |
| エキマニ | GCG |
| 触媒 | SARD |
| サイレンサー | RH9製 |
|---|---|
| プラグ | 社外製+TM Works点火システム |
| プラグコ-ド | 社外製 |
| ラジエター | トラストVマウント |
| オイルクーラー | 純正(ミッション:HPI デフ:HPI) |
| マウント・ブッシュ | サス:フルピロ エンジン:社外製 デフ:社外製 ミッション:某ショップオリジナル |
| メンバ-・ロッド | 純正+オートスタッフ製 |
| ドライブシャフト | 純正 |
| タワーバー | 社外製 |
| アンダーコート | あり |
| ロ-ルケ-ジ | なし |
| ボディ補強 | オートエクゼなど |
| シート | RECAO |
| ハーネス | 純正 |
| エアロ・カウル | RE雨宮フルエアロ GTウイング:REAR SPOILER-GT2 (Wet Carbon) バンパー:FACER N-1(05MODEL) ディフューザー:DIFFUSER-PRO (FRP) サイドステップ:GT-AD KIT F,FENDIFFUSER CF for GT-AD KIT SIDE STEP GENERATOR for GT-AD KIT(Wet Carbon) ボンネット:AD HOOD9DUCT GARNE FRP カナード:CANARD-PRO for UNDER SWEEP(FRP) ライト:SLEEKLights Kit 雨宮HID化 |
| 消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
| 燃料タンク | 純正+社外製 使用期限:ー 容量:ーL |
| その他 | 牽引フック 前:TRACTIONHOOK RACING N1-05MODEL 後:REAR TRACTION HOOK |
| エンジン |
某ショップにてOH+SPLサイドポート加工 |
|---|---|
| 補機類・ECU | F-conV Pro&アペックスPowerFC二機がけ GTX3584RS |
| 競技歴 |
鈴鹿サーキットチャレンジクラブグランプリ3位(2021年) |
| コンディション | エンジン:良好 駆動系:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 足回り:良好 その他:ー 直近の走行時期:2022年12月 点検時期:2022年 |
| スペアパーツ | タイヤ&ホイール2セット 1セット目:TE37SL F 10J+40 R 10.5J+22 A050GS (2021年製)295/30/18 2セット目:TE37SAGA F 10J+35 R 10.5J+24 A050GS(2020年製)295/30/18 社外マフラー2本 スプリング1セット 車検用エアポンプなど |
| アピールポイント | ■程度良好 ■車検R6.3月 ■フルチューン後3,000km ■400psオーバー ■即走行可能 |
| 気になるポイント | ■左フェンダー塗装の割れ |
■エクステリア
タイヤ&ホイール
フルピロ化された足回りとクラックス製の全長調整式車高調に組まれたタイヤはダンロップDIREZZA ZIIで265/35R18の4本通し。ホイールはレイズ製のCE28SL。ブレーキはフロントがエンドレス製の4Podを装備。さぞかしガチガチの足回りと思いきや、街乗りでは意外にも乗り心地が良く、それでいてサーキットでは弱アンダーセッティングで、スピンしやすいといわれる4型FDでも安定的に全開走行が可能となっている。もちろん、ストッピングパワーも申し分無い。フェンダーアーチのトップに若干の亀裂があったが走行には問題無い。
■エンジン・トランクルーム
エンジンユニット
エンジンは、オーバーホール時に耐久性重視のSPLサイドポート加工を実施。同時にハーネスなどの電装系パーツもできるだけ新品に交換。GCGタービンやF-con VプロとアペックスPowerFCのツイン制御により、400ps/50kgm オーバーのモアパワーを得ている。溢れ出るパワーは、OS技研の5速クロスミッションによって、効率的に路面に伝達している。このパワーユニットにしてからはまだ3,000kmほど。まだまだしばらくは愉しめそうだ。
■インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。