WEST056 HONDA(JAF F4)
F3クラスの異次元のパフォーマンスをローコストで味わえる1台
JAF F4で活躍したウエストレーシングカーズ製の5世代目のF4「WEST056」が登録された。
FJ1600とF3の間を埋めるカテゴリーとして1993年に創設された、いわゆる『ジュニア・フォーミュラ』といわれる日本独自のF4カテゴリにおいて主力マシンとなったWEST056は、FJ1600やスーパーFJなどの銅管スペースフレーム構造ではなく、高剛性で軽量なアルミハニカムモノコック構造を採用。F3に匹敵する性能と安全性を備えながらも、ローコストでフォーミュラならではの箱車とは別次元のドライビングを楽しめるマシンだ。
ことWEST056に関しては、フロントまわりを極限まで絞って全面投影面積を小さくするなどの空力性能の徹底追及や、強度解析を行って新設計したメインフレームの高剛性化、全輪アルミ4podキャリパーとベンチレーテッドローターを採用したことによるストッピングパワーの向上などで、従来よりも飛躍的にポテンシャルがアップしたマシンである。
そして今回紹介するマシンは、2005年と2006年のJAF F4で、東日本シリーズチャンピオンを獲得した戦歴を持つ個体で、その後いくつかのレーシングガレージを経由し、現在のオーナーの元で、たまのフリー走行を楽しむという程度良好の個体である。
新車時は700万円以上した個体が半額以下で入手でき、フォーミュラならではのソリッドな操縦性と旋回Gを体感できるエントリーフォーミュラで、FIA-GT3や、GT300クラスのレーシングカーに勝負を挑んでみてはいかがだろうか。
■外装
ホワイトをベースとしたシンプルな装いの本車両は、大きく目立つようなキズやヘコミなどはなく、10年以上前の個体にしてはキレイな状態だ。
■内装
フォーミュラカーたるタイトなコクピットは、ステアリングに情報が集約されているタイプで、極めてシンプルな内装。使用感はあるが、比較的キレイな状態だ。
■総評
ホンダインテグラ タイプR(DC2)などに搭載されるB18Cエンジンをベースに、戸田レーシングがチューンしたF4専用のエンジンユニットは、本車両では名門ハナシマレーシングによってリチューンされたパワフル&レスポンシブルな強化バージョンを搭載。さらにボディのスポット増しなども追加で施され、更なるポテンシャルアップが成された個体だ。しかも、トータル的なメンテナンスも施されているとのことなので、油脂類の交換程度で即走行可能な状態だ。まだ参戦できるレースもあるようなので、ローコストで本格フォーミュラさながらのモータースポーツを愉しんでみてはいかがだろうか。
売約済み
年式 | 2005年式 |
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走行距離 | 不明(2シーズン+1レース+α) |
ミッション | 5MT |
車検 | ー |
現在色 | ホワイト |
元色 | ー |
排気量 | 1,796cc |
ハンドル位置 | センター |
乗車定員 | 1名 |
車体寸法 | 3,750×1,580×980 (mm) |
車両重量 | 480kg |
駆動方式 | MR |
使用燃料 | 無鉛ハイオクガソリン |
装備 | ー |
入手経路 | 正規新車 |
車両形式 | WEST056 |
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車体番号 | ー |
エンジン形式 | ー |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | ー |
エアバッグ | ー |
修復歴 | 不明 |
オーナー数 | 複数オーナー |
記録簿 | ー |
取扱説明書 | ー |
自動車税 | ー |
リサイクル券 | ー |
現所在地 | 長野県 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | DUNLOP for F4 前:195/550 R13 後:240/570 R13 初走行:ー |
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ホイール | RAYS リム径 前:ー 後:ー オフセット 前:ー 後:ー |
ブレ-キパッド | F:エンドレス R:エンドレス 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | F:純正 R:純正 |
ブレ-キキャリパ- | F:AP Racing R:AP Racing |
ダンパー | 不明 |
スプリング | 不明 バネレート:前:ー 後:ー 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 純正 |
フライホイ-ル | 純正 |
ミッション | スタッフス製 レシオ:ー |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | 純正 イニシャルトルク:ーkg |
エキマニ | 純正 |
触媒 | 純正 |
サイレンサー | 純正 |
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プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
マウント・ブッシュ | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
メンバ-・ロッド | 純正 |
ドライブシャフト | 純正 |
タワーバー | F:ー R:ー |
アンダーコート | なし |
ロ-ルケ-ジ | 純正 |
フレーム修復歴 | 不明 |
ボディ補強 | あり |
シート | ー |
ハーネス | サベルト製 |
エアロ・カウル | 純正 |
消火器 | なし 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | 純正 使用期限:期限切れ 容量: ーL |
エンジン | ハナシマレーシングチューンB18Cユニット |
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補機類・ECU | 戸田レーシング製ECU |
競技歴 | 2005年・2006年、JAF F4東日本シリーズチャンピオン |
コンディション | エンジン:良好(適宜OH済) ミッション:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 その他:良好 直近の走行時期:2017年11月 点検時期:2018年3月 その他仕様詳細
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スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ドライ新品1セット、レイン1セット ホイール:2セット その他:バッテリー×2、サイドポンツーンダクトカバー×2 他 |
アピールポイント | ■2005年式 ■JAF F4東日本シリーズ2年連続チャンピオン車両 ■程度良好 ■動態保存 |
留意点 | ■ |
■エクステリア
ローコストの本格フォーミュラ
F3のシャーシをベースとしながらも、価格高騰を防ぐべく、エンジンや部品などのイコールコンディションを徹底化した結果、F3の10%ダウン程度のラップタイムと1/3のコスト削減を達成、かつ安全性も兼ね備えた本格的なフォーミュラマシンとなった。それがJAF F4である。
■エンジン・トランクルーム
エンジンユニット
エンジンはホンダインテグラ(DC2)に搭載されていた1796cc 水冷直列4気筒DOHC16バルブのB18Cユニットを戸田レーシングがF4用にチューンしたものが標準装備だったが、本車両は国内のレーシングエンジンチューナーとしては最高峰と云われるハナシマレーシング製。“ゴッドハンド”による匠の技で、170ps以上/6600rpm、22.5kgm以上/4600rpmというスペック以上のパワー&トルクが絞り出されている珠玉のユニットだ。
■インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。