PORSCHE Panamera GTS
911乗りも納得のエグゼクティブレーサー登場!
ポルシェ初の4ドアスポーツサルーンでNA史上最強のモデル、パナメーラGTSが登録された。
2009年の上海オートショーでアンヴェールされたパナメーラは、ベースモデルからターボまで、8モデルものバリエーションを拡大。ポルシェならではの卓越した運動性能と4ドアサルーンとしての実用性が融合したモデルとして人気を博し、2016年の8月に初代モデルが生産終了するまで、約16.5万台が世に送り出された。
その中でも、ポルシェらしく唯一サーキットでも最高のパフォーマンスを発揮できるコンペティティブなモデルが存在する。それが、パナメーラGTSである。
シリーズ全体としてはラグジュアリーな大型サルーンで、ポルシェ独特のドライバビリティも感じながら大人4人が快適に移動できるという、911やケイマンなどのスポーツモデルとは別枠扱いのような雰囲気も無くは無い。しかし、GTSだけは少し事情が異なる。
パナメーラ4/4Sをベースとして開発され、同モデルと比べ、NAながら30psもパワーアップした4.8リッターV型8気筒DOHCエンジンユニットと、アダプティブエアサスペンション、ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)、ターボモデルと共通の大容量ブレーキシステムなどによって、『スポーツプラス』モードにするや否や、加速力こそターボには及ばないものの、全長5m弱の大柄なボディがまるでホットハッチほどの小型軽量スポーツカーになったかのような、キビキビとしたリニアかつ一体感のある動きを示す。
『ポルシェエンジニアリングの粋を結集したスポーツカー』とメーカー自ら賞賛するパナメーラGTS。それもそのはず、遡ること50数年。ホモロゲーションモデルとして少量生産された伝説のレーシングマシン、ポルシェ904GTSの系譜に由来するストイックな血統を有した特別なモデルだからなのである。
それでいてコンフォートモードにすれば、フラッグシップカーたる落ち着きを取り戻し、ゆったりとした雰囲気でもって快適に目的地まで運んでくれる。
そんなメリハリの効いたスポーツセダンでポルシェが魅せる日常と非日常の贅を自在に操ってはいかがだろうか。
■外装
基本的にはターボボディに準じた迫力のフォルムではあるが、品のあるダークブルーメタリックに合わせるべく、本来であれば部分的にブラックアウトされたパーツをメッキ調にコンバートし、GTSならではの精悍さは抑え、エレガントな雰囲気をより強調した感じに仕立てられており、目立つような損傷もなく、非常に艶やかな状態で保たれている。
■内装
アルカンターラとレザーのコンビで装われたエルゴミクスデザインの内装は、GTS標準のスポーティーな雰囲気とせず、マルサラレッドのレザーとアルカンターラ、そしてクルミの天然無垢のウッドパネルで仕立てられた特注仕様。もちろん破れやホツレはもちろん埃っぽさすらなく、大事に乗られていたことが分かる。
■総評
タキシードを纏ったフォーマルな装いのままスマートにトラックを駆け抜け、トップアスリート並みのタイムを叩き出す…。そんなキャラクターがピッタリなパナメーラGTS。『ポルシェを着る』というかつての粋な言い回しの通り、ここぞという時には356やナローの時代から語り継がれているポルシェならではの人馬一体感を本車両でもしっかり引き継ぎつつ、4ドアフラッグシップサルーンたるコンフォータブルな部分をオーナーの意向によりオリジナル以上に昇華させている点は、ポルシェチューンが織りなす匠の技。そんな熟成の域に達した程度良好なワンオーナーモデルを秀逸な側近として雇ってみてはいかがだろうか。
売約済み
| 年式 | 2012年式 |
|---|---|
| 走行距離 | 53000km |
| ミッション | 7速AT(PDK) |
| 車検 | 平成29年11月 |
| 現在色 | ダークブルーメタリック |
| 元色 | ー |
| 排気量 | 4806cc |
| ハンドル位置 | 右 |
| 乗車定員 | 4名 |
| 車体寸法 | 4970 × 1930 × 1410 (mm) |
| 車両重量 | 1980 kg |
| 駆動方式 | 4WD |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
| 装備 | フル装備 |
| 入手経路 | 国内新車 |
| 車両形式 | ABA-970M48A |
|---|---|
| 車体番号 | 989(下3桁) |
| エンジン形式 | M48 |
| エンジン番号 | ー |
| メーター交換 | なし |
| エアバッグ | あり |
| 修復歴 | なし |
| オーナー数 | 1オーナー |
| 記録簿 | あり |
| 取扱説明書 | あり |
| 自動車税 | 済 |
| リサイクル券 | 済 |
| 現所在地 | 広島県 |
| 保管方法 | 屋内 |
| タイヤ | Continental ContiSportContact 3 前:255/45ZR19 後:285/40ZR19 初走行:H27.11 |
|---|---|
| ホイール | 純正 リム径 前:ーJ 後:ーJ インセット 前:ーmm 後:ーmm |
| ブレ-キパッド | 純正 残厚 前:ー% 後:ー% |
| ブレ-キロ-タ- | 純正 |
| ブレ-キキャリパ- | 純正 F:ー R:ー |
| ダンパー | 純正 |
| スプリング | 純正 バネレート:前:ー 後:ー 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
| スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
| クラッチ | 純正 |
| フライホイ-ル | 純正 |
| ミッション | 純正 レシオ:ー |
| ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
| LSD | 純正 イニシャルトルク:ーkg |
| エキマニ | 純正 |
| 触媒 | 純正 |
| サイレンサー | 純正 |
|---|---|
| プラグ | 純正 |
| プラグコ-ド | 純正 |
| ラジエター | 純正 |
| マウント・ブッシュ | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
| メンバ-・ロッド | 純正 |
| ドライブシャフト | 純正 |
| タワーバー | 純正 |
| アンダーコート | あり |
| ロ-ルケ-ジ | なし |
| フレーム修復歴 | なし |
| ボディ補強 | 純正 |
| シート | 純正 |
| ハーネス | 純正 |
| エアロ・カウル | 純正 |
| 消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
| 燃料タンク | 純正 使用期限:ー 容量:ーL |
| エンジン | 純正 |
|---|---|
| 補機類・ECU | 純正 |
| 競技歴 | 無し |
| コンディション | エンジン:良好 ミッション:良好 シャーシ:良好(2015.11月エアポンプ・ブレーキパッド・タイヤ交換) 電装系:良好 その他:良好 直近の走行時期:2017年3月 点検時期:2015年11月 |
| スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ー ホイール:純正1セット その他:ー |
| アピールポイント | ■2012年式 ■52000km ■車検H29.11月 ■特注インテリア ■完全禁煙車 ■空調付き屋内保管 ■ワンオーナー ■即走行可能 |
| 気になるポイント | ■ |
■エクステリア
エレガントなGTS
GTSを冠するモデルは904から端を発し、昨今では911やカイエン、ケイマンなどにも付与されたモデル末期に現れる熟成モデルで、それらに共通するのは、突出したパフォーマンスを発揮するコンペティティブなモデルであることだ。しかし、本車両はあえてパナメーラの持つエレガントな雰囲気を崩さず、ここぞという時にだけ戦闘モードを発令させる『羊の皮を被った狼』的な仕様としているので、通常のGTSとは異なり、とても品格のある高級大型サルーンたる出で立ちだ。
■エンジン・トランクルーム
エンジンユニット
エンジンユニットは、S/4Sに搭載されている4.8リッターV8 NAエンジンをベースに、鋳造アルミピストン、ワンピース構造のアルミ製シリンダーヘッド、リフト量1mm増のハイカム、バルブスプリングの初期テンションの増大化、チャージサイクルを最適化した吸気系の容量アップ、インテグレーテッドドライサンプ潤滑システム、専用ECUなどによって、ベースユニットより30ps/200rpm高い430ps/6700rpm、53.0kgm/3500rpmを発生。アルミやマグネシウムパーツをふんだんに使い、徹底した軽量化が施されたとはいえ、2t近くの重量級ボディでも、0-100km/hタイムは4.5秒という速さ。NAでは911カレラS以上でやっと勝るという驚異的なパワーユニットを有す。
■インテリア
フロントキャビン全景
GTSでは本来はカーボン調のパネルやブラックレザーを多用した全体的に黒っぽい内装になるのだが、本車両はあえて車格のイメージを昇華させたゴージャス&コンフォート仕様。運転席はもちろん、助手席や後席のパッセンジャーへの配慮も抜かり無い。
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。