BIRKIN 7 4A-G Racing Spec.
レーシングフォーミュラ然とした個体でストリートを愉しむ
バーキンセブンが登録された。
ロータスセブンより流れを汲むバーキンセブンは、創始者であるコーリン・チャップマンの妻、ヘイゼル・チャップマンがロータスを引き継ぎ、1982年に南アフリカに会社を設立。ル・マン24時間レースで2度の優勝をした祖父を持つイギリスの貴族、バーキン卿が経営するレプリカ専門メーカーにて、ロータスセブンの『シリーズ3』の再生産を委託するところから端を発する、由緒正しきピュアオープンスポーツカーメーカーだ。
基本設計はロータス社および後継のケータハム社オリジナルの基本設計を継承しており、パイプをトラス状に組み上げたチューブラーフレームにアルミ外板を張ったセミモノコック構造。車重は超軽量の600kg前後と軽く仕上げられており、そこに搭載されるパワーユニットは、1.6L〜2.0Lのフォード製ケントエンジンやBDR、Zetecエンジン等で、130psから200ps弱ものパワーを発するモデルもあり、箱車とは一線を画する走りを魅せてくれるスーパーセブンと共に、走り好きに長きにわたって支持されたスポーツカーである。
今回は、その中でも変わった個体が登録された。車体はパーキンセブンの10000km以下の低走行車を中古で購入後、たまたま手持ちにあったフォーミュラ・トヨタ(FT20)に搭載されていた4A-G型5バルブの4気筒DOHC1.6Lドライサンプ・ウェーバーキャブ仕様のレーシングエンジンに換装したモデルとなる。
外装は往年のブラバムを彷彿とさせる深みのあるネイビーブルーとホワイトのラインが映える3コートでオールペイント、AE86用の5速ミッションを流用して油圧制御化、構造変更や車検も取得する等、この手の個体としては、非常に状態のよいものに仕上がっている。もちろん、加減速やコーナリングは現代の数千万円以上のスーパースポーツ勢に全く引けを取らないパフォーマンスを発揮してくれる。
サーキットはもちろん、公道走行も可能な本車両で、お手軽に異次元空間にワープしてみてはいかがだろうか。
■外装
オールペイントしたばかりの外装なので、目立つ飛び石傷もなく、非常にツヤのあるしっかりした膜厚感のあるものだ。
■内装
基本的にはバーキンオリジナルと同様の内装。年式相当ではあるが、破れやホツレはなく、簡単なクリーニング程度で良さそうだ。
■総評
ウエストフィールドやドンカーブート、シュペールマルタン、フレイザーなど、いわゆる『ニア・セブン』と呼ばれるピュアオープンスポーツモデルの中でも、ケータハム社のスーパーセブンの弱い部分を対策して製作されたと言われているバーキン7に、スポーツエンジンの名機といわれる4A-Gを搭載。ここまでは、鈴商などでもリリースされているが、本車両は、もともとフォーミュラ・トヨタに搭載されていたN1レベルのファインチューンが施されたドライサンプ仕様の4A-Gを数ヶ月かけてきれいに換装させた希少な個体だ。公道走行を前提に制作された個体なので、レーシングエンジン特有の気難しい部分もなく、アイドリングは終始安定し、フォーミュラーのような細長いコクピットに体を滑らせ、棒状のアクセルペダルに力を入れれば、一気に背景を置き去りにするような加速感を伴い、あり得ないスピードでコーナリングしてゆく。エキゾーストノートもレーシングサウンドそのもので、オープンカーならではの醍醐味を濃く味わえる。スーパーセブン系のファンはもちろん、4A-Gマニアやフォーミュラ好きにも納得の仕様ではなかろうか。
売約済み
年式 | 2004年式 |
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走行距離 | 9000km |
ミッション | 5速MT |
車検 | H31.8月 |
現在色 | ホワイト&ネイビーブルー |
元色 | ホワイト |
排気量 | 1587cc |
ハンドル位置 | 右 |
乗車定員 | 2名 |
車体寸法 | 3350 × 1590 × 1120 (mm) |
車両重量 | 560 kg |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
装備 | ETC |
入手経路 | 国内新車 |
車両形式 | 不明 |
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車体番号 | 215(下3桁) |
エンジン形式 | 4A |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | なし |
エアバッグ | なし |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 複数オーナー |
記録簿 | なし |
取扱説明書 | なし |
自動車税 | 済 |
リサイクル券 | 済 |
現所在地 | 埼玉県 |
保管方法 | 屋根付き |
タイヤ | YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD07 前:185/60R14 後:195/60R14 初走行:ー |
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ホイール | RS WATANABE Eight Spoke リム径 前:5.5J 後:6.5J インセット 前:15mm 後:10mm |
ブレ-キパッド | 純正 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | 純正 |
ブレ-キキャリパ- | 純正 F:ー R:ー |
ダンパー | 純正 |
スプリング | 純正 バネレート:前:ー 後:ー 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | AE86用純正 |
フライホイ-ル | AE86用純正 |
ミッション | AE86用純正 レシオ:ー |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | 純正 イニシャルトルク:ーkg |
エキマニ | ワンオフ |
触媒 | 純正 |
サイレンサー | 純正 |
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プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
マウント・ブッシュ | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
メンバ-・ロッド | 純正 |
ドライブシャフト | 純正 |
タワーバー | 純正 |
アンダーコート | ー |
ロ-ルケ-ジ | なし |
フレーム修復歴 | なし |
ボディ補強 | 純正 |
シート | 純正 |
ハーネス | Sabelt |
エアロ・カウル | 純正 |
消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | 純正 使用期限:ー 容量:ーL |
エンジン | フォーミュラ・トヨタ(FT20)用4A-GE 5バルブ ドライサンプエンジン |
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補機類・ECU | ウェーバー製45DCOE × 2 |
競技歴 | 無し |
コンディション | エンジン:良好 ミッション:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 その他:良好 直近の走行時期:2017年3月 点検時期:2017年3月 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ー ホイール:ー その他:フォーミュラ・トヨタ(FT20)エンジンレスボディ |
アピールポイント | ■2004年式 ■9000km ■オールペイント済み ■車検取得済み(H31.8月まで) ■4A-G 5バルブドライサンプエンジン ■AE86用5Fミッション ■即走行可能 |
気になるポイント | ■ |
■エクステリア
■エンジン・トランクルーム
■インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。