ALFAROMEO 156 GTA
アルフィスタも唸る妖艶なオトナのGTA現る。
アルファロメオ156GTAが登録された。
それまではヒストリックカー愛好家やDTMレースでアルファ155が注目された程度の、玄人向けのような存在だったが、ポルトガルにてプレス向けに公開され、各メディアに一斉に取り上げられた1997年秋。当時、アルファロメオ・チェントロスティーレの責任者であったウォルター・デ・シルヴァ氏デザインによる美しくエレガントでありながらスポーティーで躍動感溢れるフォルムを纏った156がデビュー。センセーショナルな登場にイタリア本国はもちろん、日本でもアルファロメオの名を一躍知らしめた。
そして2002年、156の完全体とも言えるモデルが登場した。それが156GTAである。
『GTA』という称号が与えられたモデルは、1965年にアウトデルタによって製作されたジュリアスプリントGTAだ。耐久レースやヒルクライム、ツーリングカーレースなど、数多くのレースで連戦連勝し伝説的なモデルとなったが、156GTAの登場によって、実に37年ぶりにカタログモデルとして『GTA』を冠することとなったのである。
そして、1960年代半ばのジュリアスプリント販売時に、『あなたが通勤に使っている車は、チャンピオンマシンそのものです。』というキャッチコピーを蘇らせるべく、日常の足として使いつつも、例えば週末のサーキット走行でもそのままドライブでき、どんなシチュエーションでもレーシングカーの血統を感じ取れるようなパッケージングを具現化させたのである。
2002年に国内に250台が導入され、2006年2月まで販売された156GTAだが、人気モデルということに加え、親会社であるフィアットのGMとクライスラーとの業務提携により、純血のアルファロメオ製V6エンジンが生産終了してしまったことも影響し、手放される個体が少なく、ゆえに流通している個体に程度の良いものは少ない。
そんな中、走行距離も多過ぎでもなく、しかもビジュアル面でもドライビング面でも官能的に仕上げられた1台が登録された。
外装は特別注文色で超希少なヌヴォラレッド。艶めかしくもスタイリッシュなボデイに、カーボンリップスポイラーと5連リングをあしらった漆黒の専用ホイールによって、カタマリ感のある引き締まった印象だ。
そして、社外製の車高調や、フェラーリのエキゾーストシステムで名高いキダスペシャル製のマフラーによって、一気にレーシングマインドへ誘ってくれる。
ノーマルの良さをそのまま増幅したような仕様の本個体。スペックや数値だけでは語れない、激しく五感に訴えかけてくる数少ない本車両で、真のアルフィスタを気取ってみてはいかがだろうか。
■外装
156GTAにしか設定のないオプションカラーのヌヴォラレッドは、角度によってワインレッドやキャンディレッドなどの絶妙な色に変化する超希少色。目立つようなキズも無く、実に存在感を放った状態である。
■内装
ナチュラルとブラックのコンビで構成されたデイトナ風の内装とアルミパーツを多用したコクピットまわりが特別感を演出している。ベタベタや破れもなく、少しのクリーニングでパリッとしそうだ。
■総評
ちょっとオシャレなイタリアンスポーツセダンとして大人気を博したアルファ156。その最上級モデルとして発表された156GTAは、ノーマルの156の完成されたデザインをほとんど変えず、フェンダーやバンパー形状の少しの変更でイメージを踏襲したモデルではあるが、エンジンユニットをはじめ、サスペンションセッティングや内装、ブッシュに至るまで、中身は専用設計のものが多く、それはノーマルの個体と乗り比べるとよく分かる。低速域からトルクフルに、しかも淀みなく吹け上がる珠玉の3.2L V6エンジンや、路面を舐めるようにピタッとコーナリングを決めるハンドリング、そして本革とアルミを多用しスポーティー&ラグジュアリーを演出したインテリアなど、GTAの称号に相応しい差別化が大きく為されていることが分かる。しかも、本個体は156GTAにしか設定の無い、超希少なヌヴォラレッドを纏い、キダスペシャルによる甘美なエキゾーストノートを放ち、そのまま永遠にドライビングを愉しんでいたいような気にさせてくれる。そんな貴重な156GTAを駆って、アルファロメオならではの恍惚とした世界に自在にトリップしていただきたい。
売約済み
年式 | 2003年式 |
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走行距離 | 63000km |
ミッション | 6速MT |
車検 | 平成30年5月 |
現在色 | ヌヴォラレッド |
元色 | ー |
排気量 | 3179cc |
ハンドル位置 | 左 |
乗車定員 | 5名 |
車体寸法 | 4430 × 1765 × 1400 (mm) |
車両重量 | 1420 kg |
駆動方式 | FF |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
装備 | フル装備 |
入手経路 | 国内新車 |
車両形式 | GH-932AXB |
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車体番号 | 110(下3桁) |
エンジン形式 | 932A000 |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | なし |
エアバッグ | あり |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 複数オーナー |
記録簿 | あり |
取扱説明書 | あり |
自動車税 | 済 |
リサイクル券 | 済 |
現所在地 | 神奈川県 |
保管方法 | 屋外 |
タイヤ | FALKEN AZENIS AT615K 前:225/45R17 後:225/45R17 初走行:ー |
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ホイール | 純正 リム径 前:ーJ 後:ーJ インセット 前:ーmm 後:ーmm |
ブレ-キパッド | 純正 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | 純正 |
ブレ-キキャリパ- | 純正(ブレンボ) F:ー R:ー |
ダンパー | 社外製車高調整(減衰力32段階調整) |
スプリング | 社外製 バネレート:前:ー 後:ー 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 純正 |
フライホイ-ル | 純正 |
ミッション | 純正 レシオ:ー |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | 純正 イニシャルトルク:ーkg |
エキマニ | 純正 |
触媒 | 純正 |
サイレンサー | キダスペシャル |
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プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 社外製 |
マウント・ブッシュ | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
メンバ-・ロッド | 社外製リヤパラレルリンク |
ドライブシャフト | 純正 |
タワーバー | 社外製 |
アンダーコート | ー |
ロ-ルケ-ジ | ー |
フレーム修復歴 | 無し |
ボディ補強 | ー |
シート | 純正 |
ハーネス | 純正 |
エアロ・カウル | オレカ製カーボンリップスポイラー オレカ製カーボンストーンガード |
消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | 純正 使用期限:ー 容量:ーL |
エンジン | 純正 |
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補機類・ECU | 純正 |
競技歴 | 無し |
コンディション | エンジン:良好(2012年4月タイミングベルト&ウォーターポンプ交換) ミッション:良好(2010.12月クラッチOH) シャーシ:良好(2011.10月ブレーキOH、2014.11月ラジエター交換) 電装系:良好(2014.10月ACコンプレッサー交換) その他:良好 直近の走行時期:2017年3月 点検時期:2017年3月 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ー ホイール:ー その他:ー |
アピールポイント | ■2003年式 ■63000km ■車検H30.5月 ■超希少ヌヴォラレッド ■キダスペシャルマフラー ■即走行可能 |
気になるポイント | ■ |
■エクステリア
■エンジン・トランクルーム
■インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。