NISSAN SKYLINE GT-R Nismo Demo Car Ver.
中身は希少なノーマルのワークス仕様GT-Rはいかが？
今さら説明の必要も無いほど著名な日本の代表的な名車である。
現代に復活したGT-Rとして1989年にリリースしたBNR32は、当時のグループA参戦のためのホモロゲーション取得のために量産されたという経緯があるため、元々のポテンシャルが非常に高く、当時のチューニングブームにも乗っかるような形でハイパワー戦争のきっかけとなった1台でもある。サーキットをはじめ、ゼロヨン、ドリフト、最高速など、どのステージでも頭角を現すような、スーパーウェポン的な扱いであった。
そういった存在だった故に、オリジナルのまま丁寧に乗られた個体は極端に少なく、今でも高値安定で市場を推移している。
そして今回、オリジナルではないが、ライトチューンレベルで距離も少なく、程度が非常に良い個体が出てきたのでここに紹介をさせていただきたい。
ベースは後期のベースグレードだが、主だったチューンは、柿本製の車検対応マフラーとニスモSチューンサスペンション程度である。もちろん、現オーナー氏によって一通りの整備が施され、完調であることは言うまでもない。
そして何よりも、ツライチでキマった大口径ホイールとニスモ純正のデカールが寸分狂わずデコレーションされたボディがとても美しいのである。それはまるで、ニスモ大森ファクトリーのデモカーのような、スーパーカー的な存在感を放っている。
オリジナルの素性を生かしたライトチューンのニスモデモカー仕様で、オリジナルを凌駕するような満足感を得てみてはいかがだろうか。
■外装
既に20年以上の歳月が経っている個体ではあるが、その割に距離も少なめなので塗装面やデカールはもちろん、傷みやすいモール類や樹脂類もキレイに温存されており、屋内で丁寧に保管されていた事が見てとれる。
■内装
内装も同様に紫外線による傷みは最小限で、焼けやすいダッシュボードや人気の純正シートも白っ茶気ずにオリジナルが保たれている。
■総評
国内はもとより、海外でも大人気のGT-R。特にR32 GT-Rは、米国の25年ルールによって輸出が加速化し、本体価格も部品も現在高騰している。しかし、その異常なまでの相場はやがて落ち着くものの、程度の良い個体は絶対的な数が少ないため、なかなか落ち着くことは無いと思われる。そんな希少なタマ数の中で付加価値まで付いた本車両を、再び値上がる前に今のうちにガレージに納めておいてはいかがだろうか。
車両本体価格：ASK
| 年式 | 1992年式 |
|---|---|
| 走行距離 | 不明（メーター読みで58,000km） |
| ミッション | 5速MT |
| 車検 | 一時抹消状態 |
| 現在色 | スパークシルバーメタリック |
| 元色 | ー |
| 排気量 | 2,568cc |
| ﾊﾝﾄﾞﾙ位置 | 右 |
| 乗車定員 | 4名 |
| 車体寸法 | 4545×1755×1340mm |
| 車両重量 | 1480kg |
| 駆動方式 | 4WD |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
| 装備 | AC・PS・PW |
| 入手経路 | 正規新車 |
| 車両型式 | E-BNR32 |
|---|---|
| 車体番号 | 651（下３ケタ） |
| ｴﾝｼﾞﾝ形式 | RB26 |
| ｴﾝｼﾞﾝ番号 | ー |
| ﾒｰﾀｰ交換 | あり |
| エアバッグ | なし |
| 修復歴 | なし |
| オーナー数 | 複数オーナー |
| 記録簿 | あり |
| 取扱説明書 | あり |
| 自動車税 | ー |
| ﾘｻｲｸﾙ券 | 納付済み |
| 現所在地 | 茨城県 |
| 保管方法 | 屋内 |
| タイヤ | F：TOYO PROXES T1 Sport R：TOYO PROXES T1 Sport 前：235/50ZR17 後：235/50ZR17 初走行：ー年 |
|---|---|
| ホイール | NISMO LM-GT4 リム径 前：ーJ 後：ーJ オフセット 前：ーmm 後：ーmm PCD ー |
| ﾌﾞﾚ-ｷﾊﾟｯﾄﾞ | 不明 残厚 前：ー% 後：ー% |
| ﾌﾞﾚ-ｷﾛ-ﾀ- | 純正 |
| ﾌﾞﾚ-ｷｷｬﾘﾊﾟ- | F：純正 R：純正 |
| ダンパー | NISMO G-ATTACK S-tune |
| スプリング | NISMO G-ATTACK S-tune バネレート：前：ーkg 後：ーkg 自由長：前：ーinch 後：ーinch |
| スタビ | 純正 パイプ径 前：φーmm 後：φーmm |
| クラッチ | 純正 |
| ﾌﾗｲﾎｲ-ﾙ | NISMO |
| ミッション | 純正 |
| ﾌｧｲﾅﾙｷﾞｱ | 純正 レシオ：ー |
| LSD | 純正 イニシャルトルク：ー |
| ｴｱｸﾘ-ﾅ- | 純正 |
| エキマニ | 純正 |
| 触媒 | 純正 |
| ｻｲﾚﾝｻｰ | 柿本改 |
|---|---|
| プラグ | 純正 |
| ﾌﾟﾗｸﾞｺ-ﾄﾞ | 純正 |
| ラジエター | 純正 |
| ｵｲﾙｸｰﾗｰ | 純正 |
| ﾏｳﾝﾄ・ﾌﾞｯｼｭ | サス：純正 エンジン：純正 デフ：純正 ミッション：純正 |
| ﾒﾝﾊﾞ-・ﾛｯﾄﾞ | 純正 |
| ﾄﾞﾗｲﾌﾞｼｬﾌﾄ | 純正 |
| タワーバー | 純正（リヤのみ） |
| ｱﾝﾀﾞｰｺｰﾄ | あり |
| ﾛ-ﾙｹ-ｼﾞ | ー |
| ボディ補強 | 無し |
| シート | 純正 |
| ハーネス | 純正 |
| ｴｱﾛ・ｶｳﾙ | 純正 |
| 消火器 | ー 使用期限：ー 点検検査日：ー |
| 燃料タンク | 純正 使用期限：ー 容量：ー L |
| その他 | NISMOデカール |
| エンジン | 純正 |
|---|---|
| 補機類・ECU | 純正 |
| 競技歴 | 無し |
| コンディション | エンジン：良好（2013年12月：油脂類交換・ファンベルト類交換・エアクリーナー交換） 駆動系：良好（2013年12月：油脂類交換） シャーシ：良好（2013年12月：防錆クリアパスター施行） 電装系：良好（2013年12月：ライトスイッチ交換） 足回り：良好（2013年12月：・Fロアアームボールジョイント交換・タイロッドエンド＆ラックブーツ交換） その他：ー 直近の走行時期：2015年12月 点検時期：2015年12月 |
| スペアパーツ | エンジン：ー ミッション：ー シャーシ：ー 電装系：ー タイヤ：ー ホイール：ー その他：ー |
| アピールポイント | ■1992年式 ■ほぼノーマル ■程度良好 ■フルメンテナンス済み ■即走行可能 |
| 気になるポイント | ー |
■エクステリア
ニスモのデモカー仕様
まるでショーケースから出てきたように美しさを放ったR32 GT-R。極めて軽めのチューンのみで仕上げてある程度良好のコンディションの個体に、ニスモ大森ファクトリー製作のデモカー仕様にドレスアップされた1台だ。
斜め後ろ
リヤまで延びたデカールがブリスターフェンダーを一際引き立たせてくれている。
フロントマスク
リップスポイラーが同色化され、迫力の増したフロントマスク。
リヤビュー
ナンバー取り付けステーさえピカピカのリヤビュー。
サイドフォルム
ニスモのG-ATTACK S-tune サスペンションによって、適度に落ちたサイドフォルム。
フロントまわり
目立つような飛び石キズや擦り傷もなく、とてもキレイなフロントまわり。
ボンネット
チェッカーフラッグを模したデカールのインパクトが強いボンネット。
フロントウィンドウ
大きな飛び石キズも無いフロントウィンドウ。
リヤウィング
ニスモ仕様にしがちなリヤウィングもあえてノーマルのまま。
リヤまわり
凹みやスリキズもないリヤまわり。
ルーフ
色褪せや塗装剥げもないキレイなルーフ。
タイヤ＆ホイール
タイヤはTOYO PROXES T1 Sportで、サイズはフロント・リヤ共に235/50ZR17。ホイールはニスモのLM-GT4。RAYS製の軽量鍛造1ピースだ。酷いガリキズもなく、タイヤもまだまだ使えそうだ。
マフラー
唯一のチューニングポイントとなるマフラーは柿本改製。RB26独特のサウンドをクリアに再現してくれる。
下まわり（リヤ側）
目立つような凹みやサビの無いリヤ側の下まわり。
下まわり（フロント側）
アンダーガードで覆われたフロント側の下まわり。激しく打ったような跡やオイル漏れ跡は無い。
開口部＆リップスポイラー
開口部はノーマルのままで純正のインタークーラーが備わる。リップスポイラーは目立つようなキズやワレもなく、キレイに保たれている。
■エンジン・トランクルーム
ボンネット
激しくオイルが吹き出たような跡も無い距離相応のボンネット裏。
エンジンユニット
お馴染みのRB26DETTユニットは基本ノーマルのまま。走行距離も6万キロ弱で年式の割に少なめで、加えてフルメンテナンスもかけているので状態は申し分無い。
トランクリッド裏
キレイなトランクリッド裏。
トランク内
カビ臭さやシミ等も無いトランク。
■インテリア
車内全景
車内もほぼノーマルのまま。ダッシュボードに一カ所だけ少しの浮きがあるが、追加メーターやEVCなどの追加機器も無く、既に20年以上の歳月が経っているにも関わらず状態はかなり良い。
メーターまわり
320km/hまで刻まれたフルスケールメーターだけが車内では唯一のチューニングポイント。交換をしてしまったので走行距離は不明とさせていただいたが、5.7万キロ弱のオドメーターはほぼ実走行と思われる。
センターコンソール
純正の3連メーターは左から電圧計、油温計、ブースト計と純正そのまま。油温計は不動のようだが、エアコンやオーディオは問題無く稼働する。
ドア
内張りの剥がれやドア落ちもない。
シート
人気の高かった純正シートもヤブレやホツレもなく、簡単なクリーニングでかなりキレイになりそうだ。
リヤ空間
大人がきちんと着座できるリヤシートはほとんど使用感が無い。
天井
目立つようなシミや垂れもなく、キレイな天井。
ペダル類
変な片減りもない純正のABCペダル。
書類関係
取扱説明書や整備手帳、交換パーツの説明書などがある。
エンジン始動〜ブリッピング
調子が良さそうに軽快に吹け上がるGT-R特有のRBサウンドをご確認いただきたい。
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。