NISSAN SUNNY TS ver.(B110)
こだわりの70年代仕様で当時のTSブームに浸ってみる
B110型のTSサニーが登録された。
本サイトでは2台目の登録となる。
国内モータースポーツの黎明期となる1970年代から1980年代前半まで、超軽量なボディと超高回転チューンが施されたA12エンジンで一大ブームを巻き起こしたTSサニーは、四半世紀以上経った現在でも高い人気を誇る名車中の名車であり、各チューナーの当時のレーシングテクノロジーと、託されたドライバーのレーシングテクニックによって繰り広げられた、抜きつ抜かれつの激しいレース展開は今でもファンの間で熱く語られるほどのインパクトを残した。
その後、80年代中盤以降にAE86が台頭するまで、長きに渡ってプロダクションカーレースを支え、FRクーペの代表格としても君臨していたB110型サニーは、その後もTSレース仕様にチューンする個体が多く存在するようになった。
そのうちの1台が今回紹介する個体となる。
クリームがかったドンガラのボディに大型のFRP製の前後バンパーとオーバーフェンダー、キャブやエキマニ、デスビやオイルポンプ、サスやブレーキ、ミッションや燃料タンクなど、多くのレーシングパーツで構成されている点は他のTSサニーと何ら変わらないが、本車両はそのほとんどのパーツが当時のレーシングパーツで組み上がっているのである。
当時のレギュレーションに合わせてチューンしたことによって、現代の最新技術が投入された個体とは違って、70年代に人気を博した当時のままの雰囲気や乗り味を再現することのできる希少な個体なのである。
しかも本車両の持ち主は、某自動車メーカーのF1やル・マンなどのメカニックを経て、現在はエンジンの研究部門に属する自動車の技術開発のスペシャリスト。つまり、最前線のモータースポーツの現場で培った目利きによって選ばれた1台でもある。
そんな厳選されたTSサニーで当時の走りを堪能してみてはいかがだろうか。
■外装
屋内で保管はされていたものの、所々に塗装の浮きや割れ、剥がれが確認できる。しかし、そんなに多くの箇所でもなく、面積も小さいものなので、少しのリペアで済みそうだ。もちろん、大きく目立つキズや凹みは無い。
■内装
4連メーターが存在感を放つ内装は、1シーターに簡易な2点式のボルト留めロールケージがあるだけで、他は見事にドンガラのストイックな雰囲気。車内に響くストレートのエキゾーストサウンドが気分を盛り上げる。
■総評
最近になってようやく軽量のスポーツカーが見直され、新車でリリースされるようになったが、さすがにクーペスタイルで軽自動車より軽い車種は出てこない。また、際限なく回りそうな超絶レスポンシブルなエンジンとの組み合わせは、数千万円もの高額なスーパーカーでも成し得ることのできないスペシャルな仕様だ。しかし、それをTSサニーが実現させていたのだが、本車両は、TSマシンブームが起きていた真っ最中に、当時のパーツと技術で製作された、ある意味ホンモノのTSサニーなのである。何重ものスリップストリームを駆使してデッドヒートを繰り広げていた当時の熱き時代に本車両でタイムスリップしてみてはいかがだろうか。
売約済み
| 年式 | 不明 |
|---|---|
| 走行距離 | 不明 |
| ミッション | 5速MT |
| 車検 | ー |
| 現在色 | アイボリー |
| 元色 | ー |
| 排気量 | 不明 |
| ハンドル位置 | 右 |
| 乗車定員 | 1名 |
| 車体寸法 | ー/ー/ー (mm) |
| 車両重量 | 不明 |
| 駆動方式 | FR |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
| 装備 | ー |
| 入手経路 | 正規新車 |
| 車両型式 | B110 |
|---|---|
| 車体番号 | 不明 |
| エンジン形式 | A12 |
| エンジン番号 | ー |
| メーター交換 | ー |
| エアバッグ | ー |
| 修復歴 | 不明 |
| オーナー数 | 複数オーナー |
| 記録簿 | ー |
| 取扱説明書 | ー |
| 自動車税 | ー |
| リサイクル券 | ー |
| 現所在地 | 静岡県 |
| 保管方法 | 屋内 |
| タイヤ | F:YOKOHAMA ADVAN HF-R R:YOKOHAMA ADVAN HF-R 前:175/70HR13 後:175/70HR13(転がし用) 初走行:ー |
|---|---|
| ホイール | 不明(転がし用) リム径 前:6J 後:6J オフセット 前:ーmm 後:ーmm PCD ー |
| ブレ-キパッド | 不明 残厚 前:ー% 後:ー% |
| ブレ-キロ-タ- | 不明 |
| ブレ-キキャリパ- | F:日産純正レース用オプション(MK63) R:日産純正レース用オプション(アルフィンドラム) |
| ダンパー | 日産純正レース用オプション(フロント車高調整式) |
| スプリング | 日産純正レース用オプション バネレート:前:ーkg 後:ーkg 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
| スタビ | 不明 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
| クラッチ | 不明 |
| フライホイ-ル | 不明 |
| ミッション | 日産純正レース用オプション(56Aローバック5F) レシオ: |
| ファイナルギア | 日産純正レース用オプション レシオ:4.625 |
| LSD | 不明 イニシャルトルク:ー |
| エアクリ-ナ- | SOLEX |
| エキマニ | 日産純正レース用オプション |
| 触媒 | ー |
| サイレンサー | 不明 |
|---|---|
| プラグ | 不明 |
| プラグコ-ド | ULTRA |
| ラジエター | 日産純正レース用オプション |
| オイルクーラー | 日産純正レース用オプション |
| マウント・ブッシュ | サス:不明 エンジン:不明 デフ:不明 ミッション:不明 |
| メンバ-・ロッド | 不明 |
| ドライブシャフト | 不明 |
| タワーバー | ー |
| アンダーコート | ー |
| ロ-ルケ-ジ | 2点式(不明) |
| ボディ補強 | ー |
| シート | PRE |
| ハーネス | Sabelt |
| エアロ・カウル | 日産純正レース用オプション |
| 消火器 | あり 使用期限:ー 点検検査日:ー |
| 燃料タンク | 日産純正レース用オプション(中のスポンジは新品交換済) 使用期限:ー 容量:ー L |
| その他 | フロントガラス:ボカシ入りガラス(合わせガラス) 日産純正レース用オプションパーツ多数:キャブレター&インテークマニホールド、タコ足、オイルクーラー、オイルエポンプ、ラジエーター、ファンベルト&プーリー(ウオーターポンプ、ダイナモ、クランク)、キャッチタンク、デストリビューター、計器類(KS製) デフケース:バッフルプレート付きオイル増量加工済みデフオイルポンプ付き |
| エンジン | 不明 |
|---|---|
| 補機類・ECU | 不明 |
| 競技歴 | 不明 |
| コンディション | エンジン:良好 駆動系:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 足回り:良好 その他:ー 直近の走行時期:2014年 点検時期:2016年9月 |
| スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ドライスリックタイヤ(ADVAN)210/490R13×2本+230/500R13×2本 ホイール:スピードスター×4本(F:8J R:9J) その他:ー |
| アピールポイント | ■レストア済み ■程度良好 ■メンテナンス済み ■日産純正レースパーツ多数 ■動態保存 |
| 気になるポイント | ー |
■エクステリア
■エンジン・トランクルーム
■インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。