HONDA NSX-R(92R)
元祖“赤バッヂ”を掲げたニッポンの極上スーパーカー登場!
1989年の日産スカイラインGT-Rの鮮烈な登場から約1年後にリリースされたNSXは、1日わずか25台というハンドクラフトによる生産体制や、世界初のオールアルミモノコックボディやアルミパーツを多用した大幅な軽量化等により、スーパーカー的な立ち位置を築いた唯一の純国産スーパースポーツだ。
そしてベースモデル発表から2年後の1992年に、レーシングカーの製作理論をフィードバックして開発されたピュアスポーツモデルが3年間限定でリリースされた。それがNSX-Rである。
遮音材や快適装備のカットはもちろん、ベースモデルで採られたアルミパーツへの換装による軽量化をグラム単位で推進し、120kgもの減量を達成。エンジンもベースモデルと同じC30Aユニットではあるものの、ピストンやクランクシャフト、コネクティングロッド等のパーツの緻密な重量合わせやバランシングを高精度化して製作。低重心化やヨーモーメントの低減等も徹底して行い、最終的には筑波サーキットを1分4秒台で周回できるポテンシャルを有した、公道も走れるレーシングカー的存在と言える。
その乗り味は現在でもかなりハードに感じるほどで、後にリリースされるインテグラタイプRやシビックタイプRなどにもそのテイストは引き継がれ、ソリッドでシャープなドライブフィールを公道でも気軽に体感できるタイプRシリーズの祖を構築した。
今回紹介するのは、その前期型のNSX-Rである。
2001年のビックマイナーチェンジまでに3年間限定で約480台だけ生産された希少なモデルである。しかも今回紹介する個体は、ほぼオリジナルの1オーナーものでフルメンテナンスされた極上車両となる。
正規ディーラーにて新車時よりマメにメンテナンスを施された本車両は、今回の出品前に車検を継続したばかりという、まさに最高のコンディションでの出品となる。
外装や内装の状態はもちろん、エンジンや足回りの状態も申し分なく、異音や軋み、ゴム類の劣化もほとんど見られない。さらに、タイプR特有の固さの角が良い案配で取れているようにも感じ、全てのアタリが丁度良く付いたような感じとも言える。まさに現オーナーによってじっくり時間をかけてしっかり調教された賜物である。
新車両入れ替えにより今回売却の運びになったが、そこまでの決心が付いたのは実はつい最近の事。悩みに悩んでようやっと決心が付いたという程に愛着のあった本車両が、たまたま本サイトにて売却の運びとなったが、こんな極上のNSX-Rはそうそう出てくるものではない。
後期型のタイプRではサーキットを強く意識したセッティングというよりは、ストリートをもっと快適にドライブできるモデルとなったため、前期型のNSX-Rがよりレーシングカーに近い、スパルタンなモデルと言われている。そんなホンダイズムがダイレクトに楽しめるということで人気の高い車種ではあるが、NSXファンはもちろん、一生モノのスーパーカーをお探しの方にもきっと珠玉の1台となることを約束したい。
■外装
雨天未使用で走行後は必ず洗車をして屋内ガレージに保管。しかし月に何度かは動かしつつ、劣化しそうな部分は油脂類やパーツ類も含め、即ディーラーにて点検・交換をし、ほぼ完璧なコンディションで動態保存されているから、20年以上経った今でも、まるで栃木の工場からラインオフされたばかりのような佇まいだ。
■内装
余計なものは排除し、極めてシンプル&レーシングライクな外装の雰囲気とは打って変わって、内装はダッシュボードやシートなどにスウェード調の内装材を採用し、所々に赤いステッチもあしらったラグジュアリーな雰囲気となっている。維持管理が難しいとされるNSX-Rの内装の使い込まれた汗臭い感じは全く無く、素晴らしくクリーンなコンディションが保たれている。
■総評
NSX-Rといえば、鈴鹿サーキットで縦横無尽にドライブしているアイルトン・セナを想起する方も多いだろう。実は現オーナーもそのひとりで、まさにそこで走っていたNSX-Rにインスパイアされ、ほぼ同仕様のチャンピオンシップホワイトの個体をガレージに収めたという。しかしながら、ストリートはできるだけ快適に過ごしたいということで、エアコンはオプション装着しつつ、アンテナの穴がリヤゲート付近に空くのを嫌い、わざわざオーディオはレス仕様を購入し、後付けでその現代に合った最良のシステムを組んだというこだわりの1台だ。新車から現在に至るまで愛娘のように大事に大事に乗ってきた本個体。一生モノの愛車としてお付き合いできる方にお譲りしたい。
売約済み
年式 | 1993年式 |
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走行距離 | 41,500km |
ミッション | 5速MT |
車検 | H30年3月 |
現在色 | チャンピオンシップホワイト |
元色 | ー |
排気量 | 2,977cc |
ハンドル位置 | 右 |
乗車定員 | 2名 |
車体寸法 | 4430×1810×1160mm |
車両重量 | 1250kg |
駆動方式 | MR |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
装備 | AC・PW・ETC |
入手経路 | 正規新車 |
車両型式 | E-NA1 |
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車体番号 | 071(下3ケタ) |
エンジン形式 | C30A |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | なし |
エアバッグ | なし |
修復歴 | なし |
オーナー数 | ワンオーナー |
記録簿 | あり |
取扱説明書 | なし |
自動車税 | 納付済み |
リサイクル券 | 預託済み |
現所在地 | 広島県 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | F:BRIDGESTONE POTENZA RE010 R:BRIDGESTONE POTENZA RE11 前:215/45ZR16 後:245/40ZR17 初走行:ー年 |
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ホイール | 純正 リム径 前:ーJ 後:ーJ オフセット 前:ーmm 後:ーmm PCD ー |
ブレ-キパッド | 純正 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | 純正 |
ブレ-キキャリパ- | F:純正 R:純正 |
ダンパー | 純正 |
スプリング | 純正 バネレート:前:ーkg 後:ーkg 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 純正 |
フライホイ-ル | 純正 |
ミッション | 純正 |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | 純正 イニシャルトルク:ー |
エアクリ-ナ- | 純正 |
エキマニ | 純正 |
触媒 | 純正 |
サイレンサー | 純正 |
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プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
オイルクーラー | 純正 |
マウント・ブッシュ | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
メンバ-・ロッド | 純正 |
ドライブシャフト | 純正 |
タワーバー | 純正 |
アンダーコート | ー |
ロ-ルケ-ジ | ー |
ボディ補強 | ー |
シート | 純正 |
ハーネス | 純正 |
エアロ・カウル | 純正 |
消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | 純正 使用期限:ー 容量:ー L |
その他 | ー |
エンジン | 純正 |
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補機類・ECU | 純正 |
競技歴 | 無し |
コンディション | エンジン:良好 駆動系:良好(ABSユニットを2〜3年前に新品交換) シャーシ:良好 電装系:良好 足回り:良好 その他:トランクダンパー・ゴム類など多数新品交換 直近の走行時期:2016年5月 点検時期:2016年3月 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ー ホイール:ー その他:スウェード調内装用純正ブラシ・ゴアテックス製純正ボディカバー |
アピールポイント | ■1993年式 ■ほぼオリジナル ■ワンオーナー ■禁煙車 ■フルメンテナンス済み ■即走行可能 |
気になるポイント | ー |
■エクステリア
■エンジン・トランクルーム
エンジンルーム
軽量化により一枚ものになっているリヤパーテーションガラスを隔てて設けられたエンジンルームは、リヤハッチを開け、アルミメッシュ化されたエンジンメンテナンスリッドを開けると現われる。特に油っぽい感じも無い。
■インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。