Alfa Romeo 147 GTA AR Challenge Stradale
ワンメイクレースチャンピオンカーをストリートで愉しむ
アルファロメオのホットハッチの最右翼的存在の147GTAが登録された。
実は本車両は、数年前にレースカーとして仕上げられた個体として当サイトに掲載していたものだ。
前オーナーによって、低走行の147GTAを購入後、某正規ディーラーにてアルファロメオチャレンジ用にチューン。エンジンこそノーマルのままだが、ECUや吸排気系、足回り、ボディ補強、冷却系強化、大幅な軽量化など、ワークスチューン並みにモディファイを施し、最終的には同レースのMR300クラスにてシリーズチャンピオンを獲得するほどのポテンシャルを有した個体であった。
しかし、諸般の事情でレーシングカーとしての役目を終えることとなった本車両は、当サイトに掲載されることとなる。
当時は完全にレーシングカーとして、サーキットなどのクローズドエリアでのみ走行が可能な状態であったが、幸いにして一時抹消状態であった事、ストリップダウンしたノーマルパーツがほとんど残っていた事、そしてエアコンも生きていたという3つのポイントに着目した現オーナーによって、ストラダーレ仕様として復活を果たした。
運転席しか無く、内張りすらほとんど剥がされ、鉄板むき出しのドンガラ状態から50万円以上をかけてほとんどの内装材を元の位置に戻し、車検を取得して街中を普通にドライブできるまでに蘇ったのである。
外装も大きなデカールが貼ってあり、かなり派手な装いで街中を走るにも躊躇するほどだったので、ある程度は剥がして街中の情景に溶け込める位にはしたものの、レーシングカーという元々の生い立ちから来るコンペティティブな雰囲気までは消す事はできなかったようだ。
恐ろしく低く落ちた車高に、迫り出したリップやウィング、ボンネットなどのカーボンパーツがオンパレードのレーシーな外装に同色系にまとめたデカール類、明らかにトリッキーな挙動、そしてノーマルのアルファサウンドを幾重にも増幅させたような重厚かつ甲高いエキゾーストノート…。
これ以上無いというほどの濃いテイストを、普段から味わっていてもおそらく飽きる事はないと自負できるような毒されてしまっている方にお勧めしたい。
■外装
量産車ベースではあるものの、明らかに存在感の強い147GTA。デカールを剥がした跡は若干あるものの、大きく目立つようなキズや凹みもなく、完全屋内保管だからヌヴォラホワイトのツヤも申し分無い。
■内装
走行距離自体少ないということもあるが、元に戻された内装に汚れや汗臭さはなく、クリーンな印象が保たれている。
■総評
かつてはワンメイクカテゴリでポディウムのセンターを穫った車両がストリートカーとして復活劇を遂げた。まるで、かつて大活躍した名馬の第二の人生劇のようだが、ひとたび右足に力を込めれば、瞬時に全てを置き去りにするようなパワフルかつレスポンシブルな動きは今でも色褪せてはいない。しかしながら、エアコンを効かせ、音楽を聞きながらオートマモードでゆっくり流すことも可能という贅沢な仕様だ。しかも本車両は、GTAでは過走行車が多い中、まだ3万キロ以下という低走行の個体。これからアルファロメオライフを街中で愉しむのも良し、再びレースの世界へ返り咲くのも良し、いずれにしても、愉しみの幅も広く、長くも愉しめる貴重な個体ではなかろうか。
売約済み
年式 | 2005年式 |
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走行距離 | 25,500km |
ミッション | 6AT(セレスピード) |
車検 | 平成29年10月 |
現在色 | ヌヴォラホワイト |
元色 | ヌヴォラホワイト |
排気量 | 3,179cc |
ハンドル位置 | 右 |
乗車定員 | 2名 |
車体寸法 | 4,200×1,765×1,430 (mm) |
車両重量 | 1310kg |
駆動方式 | FF |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
装備 | AC・PS・PW・ABS・EBD・TRCなど |
入手経路 | 正規新車 |
車両形式 | GH-937AXL |
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車体番号 | 384(下三桁) |
エンジン形式 | 932A000 |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | ー |
エアバッグ | なし |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 3オーナー |
記録簿 | あり |
取扱説明書 | あり |
自動車税 | 済み |
リサイクル券 | 預託済み |
現所在地 | 東京都 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | DUNROP DIREZZA Zll 前:245/40 R17 後:225/45 R17 初走行:ー年ー月 |
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ホイール | YOKOHAMA ADVAN Racing RS リム径 前:ーJ×17 後:ーJ×17 オフセット 前:ー 後:ー |
ブレ-キパッド | エンドレス 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | 不明 |
ブレ-キキャリパ- | F:純正 R:純正 |
ダンパー | アルファスポルト(戸田レーシング製) |
スプリング | アルファスポルト バネレート:前:ー 後:ー 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 純正 |
フライホイ-ル | 純正 |
ミッション | 純正 レシオ:ー |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | カーツ製 イニシャルトルク:ーkg |
エキマニ | 純正 |
触媒 | 純正 |
サイレンサー | サクラム製 |
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プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
マウント・ブッシュ | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
メンバ-・ロッド | アルファスポルト製 |
ドライブシャフト | 純正+オレカ製 |
タワーバー | オーバーレーシング製 |
アンダーコート | あり |
ロ-ルケ-ジ | なし |
フレーム修復歴 | なし |
ボディ補強 | なし |
シート | スパルコ&レカロ製 |
ハーネス | サベルト製 |
エアロ・カウル | オレカ製+アッソ製 |
消火器 | なし 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | 純正 使用期限:ー 容量: ーL |
エンジン | 純正 |
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補機類・ECU | デジテック製 |
競技歴 | アルファロメオチャレンジ関西シリーズ 2007年〜2010年出走 2010年MR300クラスチャンピオン |
コンディション | エンジン:良好 ミッション:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 その他:良好 直近の走行時期:2016年8月 点検時期:2015年10月 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:2セット(ラジアル) ホイール:2セット その他:ノーマルボンネット&マフラー |
アピールポイント | ■2005年式 ■ARチャレンジクラス優勝車 ■低走行26000km ■レーシングスペック ■即走行可能 |
気になるポイント | ■なし |
■エクステリア
■エンジン・トランクルーム
■インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。