Ford Escort RS Cosworth
コスワースエンジン&ホモロゲシャーシのWRカーを日常的に愉しむ
車名の通り、F1直系のエンジンビルダーとして名高いコスワースによってチューンされたエンジンは、1987年以来使用されてきた、シエラ・コスワースに搭載されていた1993cc直列4気筒DOHC4バルブのコスワースYBTユニットを縦置きに搭載してリリース。当該車両は1995年3月のマイナーチェンジにおいて、コスワースYBPという“シルバーヘッド”エンジンを搭載したストリートモデル。ターボチャージャーを小型化し、ECUもウェーバー・マレリ製からフォードEEC製にしたことで扱いやすさを大幅に向上させた。パワースペックはホモロゲモデルとあまり変わらず、最大出力220ps、最大トルク30.0kgm/2500rpm にとどまっている。
今となっては大した数値ではないものの、2段に構えられたリヤウイング、大きく張り出したフェンダー、派手に迫り出したフロントリップスポイラーなど、それらアピアランスからして量産車らしからぬ雰囲気を醸し出している。
そしてエンジンに火を入れれば、大径タービン特有の金属音が重々しく鳴り響くや否や、背中をグイッと圧されるようなフィーリングと4WDのドライブトレーンにより猛然と加速を始める。その様はまさにラリーカーのそれに他ならない。
今回登録された車両は、現オーナーが某専門店経由で新車平行で個人輸入した後期型の1オーナーもの。エアコンやパワーステアリングなどの快適装備が標準のラグジュアリー仕様ながらもサンルーフレスの超希少モデルだ。さらに若干のモディファイとフルメンテナンスが施され、今日まで屋内ガレージで大事に扱われてきた。
発売当初は600万円超のプライスタグが付けられた高級車。当時のWRC全盛期の雰囲気を愉しみたい方はもちろんの事、名門コスワースチューンを味わいたい方、ランエボやインプレッサなどとはひと味もふた味も違うラリーワールドを味わっていただきたい。
■外装
ドイツのカルマン社によって製作されたホワイトのボディは、現オーナーが新車時から屋内ガレージにて保管していたため、水アカこそ若干あるものの、色つやは申し分無く、目立つような凹みやキズもない良好な状態だ。
■内装
ラグジュアリー仕様の内装は、シートをレカロ製にしたり、ステアリングがスパルコ製のディープコーンタイプになっている以外はオリジナリティが保たれている。もちろん、天井の垂れや内張りの劣化もほとんど無い。
■総評
新車登録から20年以上も前の個体ながらも、徹底したメンテナンスと高レスポンスと耐久性を重視したチューンで、市販車のような日常的な使い方から、サーキットなどのハイスピード領域の環境に持ち込んでも楽しめる。つまり、ファーストカーとして充分役目を果たしてくれるストリート仕様のWRカーだ。これも、現オーナーによって新車から現在に至るまでマメに管理されてきたからこそ。ただでさえ希少な車種だが、これほど程度の良い個体は世界中を探してもほぼ無いに等しいはずだ。運良く本車両を見つけた方は、一刻も早く決断をすることを強く推奨する。
売約済み
年式 | 1994年式 |
---|---|
走行距離 | 82000km |
ミッション | 5MT |
車検 | H28年4月 |
現在色 | ホワイト |
元色 | ー |
排気量 | 1993cc |
ハンドル位置 | 左 |
乗車定員 | 5名 |
車体寸法 | 4110/1760/1420 (mm) |
車両重量 | 1400kg |
駆動方式 | 4WD |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
装備 | AC・PS・PW・ABS・ETC |
入手経路 | 新車平行 |
車両形式 | 不明 |
---|---|
車体番号 | 448(下3ケタ) |
エンジン形式 | N5F |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | なし |
エアバッグ | ー |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 1オーナー |
記録簿 | あり |
取扱説明書 | なし |
自動車税 | 済み |
リサイクル券 | 預託済み |
現所在地 | 神奈川県 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | BRIDGESTONE POTENZA RE-11 前:225/45R16 後:225/45R16 初走行:ー |
---|---|
ホイール | OZ リム径 前:6.5J 後:6.5J オフセット 前:ーmm 後:ーmm PCD ー |
ブレ-キパッド | COSWORTH 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | 純正 |
ブレ-キキャリパ- | F:純正 R:純正 |
ダンパー | BILSTEIN(3000km走行) |
スプリング | Eibach(Fast Load Kit) バネレート:前:ーkg 後:ーkg 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 純正 |
フライホイ-ル | 純正 |
ミッション | 純正 レシオ:ー |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | 純正 イニシャルトルク:ー |
エアクリ-ナ- | K&N |
エキマニ | Graham Goode Racing |
触媒 | ー |
サイレンサー | Graham Goode Racing |
---|---|
プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
オイルクーラー | 純正 |
マウント・ブッシュ | サス:Power Flex エンジン:Vibra Racing デフ:Vibra Racing ミッション:Vibra Racing |
メンバ-・ロッド | 純正 |
ドライブシャフト | 純正 |
タワーバー | ー |
アンダーコート | ー |
ロ-ルケ-ジ | 不明 |
ボディ補強 | ー |
シート | RECARO |
ハーネス | Sparco |
エアロ・カウル | 純正 |
消火器 | ー 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | 純正 使用期限:ー 容量:ー L |
その他 | ー |
エンジン | 純正(コスワース製) |
---|---|
補機類・ECU | ギャレット・エアリサーチ製T28タービン(換装後2000km走行) |
競技歴 | 無し(年1回のスポーツ走行を数回程度) |
コンディション | エンジン:良好(タイベル交換後10000km、ウォーターポンプ交換後6000km走行) 駆動系:良好(クラッチ交換後9000km走行) シャーシ:良好 電装系:良好 足回り:良好 その他:オルタネーターOH、パワステポンプ交換、WRC用ステアリングラック交換、ヒューズボックス交換、高圧タイプパワステホース交換、フューエルプレッシャーレギュレーター交換、マップセンサー交換、エアフロメーター交換、インジェクターOH、イグニッションコイル交換、メーターパネル交換、バッテリー交換(2014.4月)、ブレーキステンレスメッシュホース交換、油圧センサー交換、クラッチケーブル交換、フューエルフィルター交換、ラジエタータンク交換、パワステオイルタンク交換、スワールポット交換、サーモスタット交換、アイドルスピードコントローラー交換、カーボン製タービンカバー交換等 直近の走行時期:2014年8月 点検時期:2014年 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ: ホイール:純正1セット その他:純正シート、純正ステアリング、サスペンションブッシュ、ベルト類等 |
アピールポイント | ■1994年式 ■後期型初期ロット ■フォーカスRSタービン ■フルメンテナンス済み ■即走行可能 |
気になるポイント | ー |
エクステリア
エンジン・トランクルーム
インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。