Alfa Romeo 1750 GTV Circuit Spec.
ヒストリックカー好きも唸らせるGTベローチェ・コルサ登場!
いわゆる“ジュリアクーペ”と呼ばれている1750GTVは、セダンのベルリーナ、オープンのスパイダーと共に1967年に登場したトップモデル的存在だ。
往年の名車『6C1750グランド・スポルト』にあやかって命名された1750GTVは、既に40年以上も前のリリースながらも、オールアルミ製のツインカムエンジン、5速のフルシンクロミッション、4輪ディスクブレーキなど、その名に恥じない、そして現代のスポーツカーと比べても遜色のないメカニズムを有する車種である。
そして今回紹介する個体は、ほぼ全ての部分に手が入ったジュリアクーペとなる。元々は中古平行でノーマルのまま国内に入ってきたようだが、草レースをオーガナイズしているスタッフの手によってサーキット仕様になり、現オーナーの元に渡った後に完全なるレーシング仕様になったようだ。
その内容は、ヒーター等の電装系や内装材の取り外し、ウィンドウのアクリル化などの徹底した軽量化をはじめ、ピストンやハイカム、ヘッド面研、ポート研磨などが施されたメカニカルチューンエンジン、ブレーキ周り及び足回りの強化、安全タンクの設置など、レーシングカーとしては必要にして充分な仕様となっている。
更に嬉しいのは、現オーナーの意向で内外装共にフルレストアも施しているので、外装は色褪せや錆び浮きなどは無く、内装もホコリっぽさやグサグサ感は無く、総じてパリッと仕上がっている。
しかも、部品取り用として、もう1台のジュリアクーペが付属するというのだから、置き場所さえ確保できればこんなに嬉しいことは無い。その気になれば、ノーマルのジュリアクーペとして復活させ、ナンバーも取得できるスペアカーだ。
軽く町中を流してクラブマンレーサー的な雰囲気を楽しみたい方から、本格的なレースにエントリーして表彰台を狙いたい方まで、ヒストリックレーシングアルファを所有する歓びを味わってみてはいかがだろうか。
■外装
フルレストアされているだけあって、この年代にありがちな塗装浮きやサビは無く、色つやも申し分ない。イエローのホイールやフロントウィンドウのグリーンのハチマキがボディに映え、オーナー氏のセンスの良さが伺える。
■内装
内装もフルレストアされているおかげで、当時の雰囲気を保ったまま、パリッと仕上がっている。砲弾型のメーターまわりとシボの風合いがカッコいい。
■総評
ヒストリックアルファといえば、“段付き”と言われるGT1300ジュニアあたりが注目されがちだが、ここまでしっかり手が入っていると、フラットノーズのジュリアクーペの方が全然カッコいいと思っているのは、私だけではないだろう……と確信を持てるぐらいにキマっている。もちろん、フルレストア&フルメンテナンス済みなので程度も絶好調。車検を取得すればサーキットだけでなく、ツーリングやクラブミーティングにも参加できる。もう一台のジュリアクーペは部品取り用にしても良いし、レストアして街乗り用にしても良い。色々なプランが湧いてくること請け合いだ。本車両を入手して、ジュリアクーペ漬けの本当のヒストリックアルファライフを満喫してみてはいかがだろうか。
売約済み
年式 | 1968年式 |
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走行距離 | 不明 |
ミッション | 5MT |
車検 | 一時抹消状態 |
現在色 | ホワイト |
元色 | ー |
排気量 | 2000cc |
ハンドル位置 | 左 |
乗車定員 | 1名 |
車体寸法 | 4100/1580/ー (mm) |
車両重量 | 920kg |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
装備 | ー |
入手経路 | 中古平行 |
車両形式 | 不明 |
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車体番号 | 947(下3ケタ) |
エンジン形式 | AR00551 |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | なし |
エアバッグ | ー |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 複数オーナー |
記録簿 | なし |
取扱説明書 | なし |
自動車税 | ー |
リサイクル券 | ー |
現所在地 | 千葉県 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | BRIDGESTONE POTENZA RE-11S 前:205/50R15 後:205/50R15 初走行:2012年3月 |
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ホイール | ENKEI リム径 前:6.5J 後:6.5J オフセット 前:ーmm 後:ーmm PCD ー |
ブレ-キパッド | 不明 残厚 前:ー% 後:ー% |
ブレ-キロ-タ- | 純正 |
ブレ-キキャリパ- | F:AP Racing R:純正 |
ダンパー | 某ショップオリジナル |
スプリング | 不明 バネレート:前:ーkg 後:ーkg 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 純正 |
フライホイ-ル | 純正 |
ミッション | 純正 レシオ:ー |
ファイナルギア | 純正 レシオ:ー |
LSD | 純正 イニシャルトルク:ー |
エアクリ-ナ- | 純正 |
エキマニ | 純正 |
触媒 | ー |
サイレンサー | 不明 |
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プラグ | NGK |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
オイルクーラー | 純正 |
マウント・ブッシュ | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
メンバ-・ロッド | 純正 |
ドライブシャフト | 純正 |
タワーバー | ー |
アンダーコート | ー |
ロ-ルケ-ジ | 不明 |
ボディ補強 | ー |
シート | RECARO |
ハーネス | SABELT |
エアロ・カウル | 純正 |
消火器 | 不明 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | ATL 使用期限:ー 容量:ー L |
その他 | ー |
エンジン | 2Lにボアアップ(ピストン・ハイカム・ヘッド面研・ポート研磨など)。 |
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補機類・ECU | ウェーバー40DCOE 2連装 |
競技歴 | 2013年 インタークラブ ARカップ出走など(現オーナーより前の履歴は不明) |
コンディション | エンジン:良好 駆動系:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 足回り:良好 その他:ー 直近の走行時期:2013年 点検時期:2014年 |
スペアパーツ | エンジン:1機 ミッション:1機 シャーシ:1台 電装系:1式 タイヤ:ー ホイール:1セット その他:ー |
アピールポイント | ■1968年式 ■2Lボアアップ ■メンテナンス済み ■スペアカー1台分付属 ■動態保存 |
気になるポイント | ー |
エクステリア
エンジン・トランクルーム
インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。