フルレストア済みの極上“ハコスカ”GT-R
いつの時代も人気の高いGT-R。
その中でも今回ご紹介するのは「ハコスカ」である。
ご存知のとおり、ハコスカとは歴代スカイラインのシリーズの中で1968~1972年に製造、販売されていたC10型のスカイラインのこと。今回は通称「45」と呼ばれるハコスカである。
その中でもGT-Rは、プロトタイプのR380用をデチューンした2リッター直列6気筒DOHC24バルブ S20というセミレーシングエンジンを搭載したGT-Bの後継車種として誕生。100mm以上広げられたトレッドや後輪独立懸架の採用により、操縦性も大幅に改善された。
当時としては驚異的な最高出力160ps、最高速度200km/h、0-400mではなんと16秒というパフォーマンスを誇り、サーキットでも1972年3月までに49連勝を含む通算50勝を達成。スカイライン神話を確立するなど数々の栄光に輝いた、日本を代表する名車中の名車である。
ハコスカGT-Rはワイドなタイヤを履くべく、リヤフェンダーのサーフィンラインがカットされている。サーフィンラインはボディ剛性を上げるためにスプライン(折り目)を入れるというもので、ハコスカの大きな特徴のひとつ。ほかにも、ウインドウが青の熱線吸収タイプではなく無色透明、リヤウインドウの曇り防止のプリント式熱線がない点もハコスカGT-Rの特徴だ。速さを追求し、余計なモール類や装備を省いて軽量化されている。
ハコスカGT-Rの当時の販売価格は150万円。フルレストア済みで販売されている極上のハコスカGT-Rは、現在の中古車の取引価格もこれを下回ることはない。
現オーナー様は、内外装、エンジン、足まわりをフルレストアし、新品同様の状態で現在保管している。
詳細は以下のコンテンツにてご確認いただきたい。
■外装
ほぼホワイトボディ状態にしてからレストアしたというだけあり、とても40年も前のクルマとは思えないほどピカピカ。やや赤みがかったシルバー色が繊細なプレスラインを引き立たせる。
■内装
現行の前のカタチのワーゲン・ビートルでよく使われるエアコンユニットが装備されており、夏も冬も快適。もちろん、ナビやETCなどの最近の電子機器も装備されており、ノスタルジックな雰囲気を残しつつ、現代に合った機能をバランスよく取り入れている。
■走行フィーリング
R380のエンジンのデチューン版とはいえ、精度の高いオーバーホールを施しているようで、車重の軽さも相まって軽快かつパワフルなドライブを楽しめる。特にフロントについては足まわりがピロボール化されており、スポーティな走りも問題なさそう。3連装のMIKUNI SOLEXキャブレターの吸気音が非常にレーシー。
■総評
PCG10型のハコスカは現在のクルマには見られないボディラインとすさまじいメカニカルノイズによって、最新型のクルマを圧倒するような存在感がある。クルマは単なる移動手段となりつつあるが、日本にパワーのあった時代を、そして日本を代表する歴史的名車の威力をカラダで感じていただきたい。
売約済み
年式 | 1970年式 |
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走行距離 | 不明 |
ミッション | 5速MT |
車検 | 検切れ |
現在色 | シルバー |
元色 | 不明 |
排気量 | 1989cc |
ハンドル位置 | 右 |
乗車定員 | 5名 |
車体寸法 | ー×ー×ー(mm) |
車両重量 | ーkg |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | レギュラーガソリン |
装備 | エアコン |
燃料タンク容量 | 100L |
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車体番号 | ー |
車両形式 | PCG10 |
入手経路 | 中古 |
メーター交換 | 不明 |
エアバッグ | 無し |
修復歴 | 不明 |
オーナー数 | 国内1オーナー |
記録簿 | なし |
取扱説明書 | なし |
自動車税 | 検切れのため未払い |
リサイクル券 | 済み |
現所在地 | 埼玉県 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | DUNLOP LM702 前後195/65/R14 9分山 |
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ホイール | スチール風アルミホイール |
ブレ-キパッド | 不明(キャリパーはプレジデント用) |
ブレ-キロ-タ- | ノーマル |
サス仕様 | ノーマル |
ダンパー | KYBノーマル形状 |
スプリング | ノーマル |
スタビ | ノーマル |
クラッチ | ノーマル |
ギアレシオ | OH済み |
ファイナルギア | R200 |
LSD | ノーマル |
エキマニ | ノーマル |
触媒 | なし |
サイレンサー | ノーマル |
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プラグ | ノーマル |
プラグコ-ド | ウルトラ |
ラジエター | ハイプレッシャーキャップ・ワンオフシュラウド |
ブッシュ類 | 全て交換 |
ドライブシャフト | ノーマル |
タワーバー | フロントのみ |
アンダーコート | あり |
ロールバー | なし |
フレーム修復歴 | 不明 |
ボディ補強 | CUSCO製調整式ピロアッパーマウント |
シート | ノーマル |
ハーネス | シンプソン4点式 |
エアロ | ノーマル |
消火器 | FEV DP 1500R 使用期限:2012年末 点検日:2007年 |
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燃料タンク | ノーマル 100L |
メンテナンスガレージ | 佐藤コンペティション |
エンジンチューン | 小山エンジニアリング |
補器類・ECU変更 | MIKUNIソレックス |
競技歴 | なし |
パーツの状態確認 | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー その他:ー 走行時期:ー 点検時期:ー |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:良好 シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:ー ホイール:ー |
アピールポイント | エアコンをはじめ、ETCやナビ・レーダー探知機なども備わっている。フルレストア後から5〜6年経過してるが、熱害もクリアできているので何の心配もなく乗れます。完全街乗り仕様。 |
気になるポイント | ー |
エクステリア
エンジン・トランクルーム
インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。