元GT300チャンピオンカー登場!
ポルシェ 996型 911GT3R である。
1997年に996型が発表され、伝統の空冷エンジンが水冷化されたのは、当時大きなトピックとなった。
当初はティアドロップといわれるフロントフェイスや大きくなったボディが不評だったが、性能自体は993型に比べ大幅に向上した。
中でもGT3Rに至っては、レースに勝つためのレーシングカーとして「走る・曲がる・止まる」という一連の動作が高次元でバランスされたパッケージングでPORSCHE MOTORSPORT より販売され、世界中のレースシーンで数々の好成績を収める。
特にル・マンにおいては、デビューした2000年から2005年までは“無敵”といわれた速さと耐久性に優れたベストな1台だったといえよう。
また、プライベーターとしてレースに参戦するエントラントにも好評で、工場出荷後、油脂類の充填・補給と若干の調整でエントリーできてしまうという即戦力性とトータルコストの低さが魅力だった。
そんなGT3Rだが、この度売りたし車両として登場する運びとなった車両を紹介しよう。
本車両は、2000年に行われた全日本GT選手権にて出走していた「Shell TAISAN ADVAN GT3R」で、年間チャンピオンを獲得した実車そのものである。
- ■MOTEGI GT CHAMPION RACE Round1:GT300クラス1位(松田秀士・福山英朗)
- ■ALL JAPAN FUJI GT RACE Round2:GT300クラス1位(松田秀士・福山英朗)
- ■SUGO GT CHAMPIONSHIP Round3:GT300クラス9位(福山英朗・水野文則)
- ■JAPAN GT FESTIVAL in MALAYSIA:GT300クラス5位(福山英朗・D.マラガムワ)
- ■JAPAN SPECIAL GT CUP Round4:GT300クラス7位(松田秀士・福山英朗)
- ■GT CHAMPIONSHIP in TI Round5:GT300クラス7位(松田秀士・福山英朗)
- ■CP MINE GT RACE Round6:GT300クラス1位(松田秀士・福山英朗)
- ■SUZUKA GT 300km Round7:GT300クラス2位(松田秀士・福山英朗)
その後、現オーナーの元に渡った後は、PCJ CUPやポルシェGT3 Cup Challrengeなどのレースに参戦、数々の好成績を収めている。
もちろん、メンテナンスはきっちり行なわれており、エンジンは2002年後期型の3.6L軽量バージョンをオーバーホール、ミッションやデフ・ドライブシャフトもオーバーホールし、いずれもその後わずかしか走行はされていない。もちろん、これまでフレームまで至るようなクラッシュ歴もない極上の個体だ。
今回、オーナー様は新たな車両へのバージョンアップのため、出品することとなった。
ピックアップの良いフラットシックスと軽量ボディによってもたらされる至高のハイパフォーマンスを味わってほしい。
■外装
ポルシェの人気色であるホワイトの外装は、目立つようなキズや凹みもなく、総じてキレイに保たれている。イエローのヘッドライトカバーをアクセントに、大きく張り出したオーバーフェンダー、高くそびえ立つリヤウイング、地を這うような低い車高がとってもレーシーかつカッコイイ。
■内装
張り巡らされたロールケージや、鉄板むき出しのフロアはレーシングカーたる内装の眺めではあるが、GT3R専用に配されたメーター類やスイッチ類、ヘッド部分まで覆われたフルバケットシートがレーシングポルシェを操っているという特別感を煽る。
■総評
不人気モデルとして一般市場価格でも低めに設定されていることが多い996モデルだが、ことGT3Rともなるとティアドロップだろうが水冷エンジンだろうが、文句をつけようがないほどにスタイリッシュだ。まさに速いクルマはカッコイイという言葉はこのクルマにあるようなもの。しかも年間チャンピオン経験もある程度極上の由緒正しき現役参戦マシンで、世界的にも超希少なモデルである。ポルシェファンならずとも、モータースポーツフリークやスーパーカーコレクターなど、間違いなく購入リストから外すことができない1台だ。
売約済み
年式 | 2000年式 |
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走行距離 | ー |
ミッション | 6速マニュアルトランスミッション |
車検 | ー |
現在色 | ホワイト |
元色 | ー |
排気量 | 3598cc |
ハンドル位置 | 左 |
乗車定員 | 1名 |
車体寸法 | ー×ー×ー(mm) |
車両重量 | 1100kg |
駆動方式 | RR |
使用燃料 | ー |
装備 | なし |
燃料タンク容量 | 100L |
入手経路 | ー |
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車両形式 | 996 |
車体番号 | ー |
エンジン形式 | ー |
エンジン番号 | ー |
メーター交換 | ー |
エアバッグ | ー |
修復歴 | なし |
オーナー数 | 不明 |
記録簿 | なし |
取扱説明書 | なし |
自動車税 | ー |
リサイクル券 | ー |
現所在地 | 静岡県 |
保管方法 | 屋内 |
タイヤ | DUNLOP スリック 前:250/640/R/18 後:290/675/R/18 初走行:ー |
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ホイール | BBS リム径 前:10J×18 後:11J×18 オフセット 前:ー 後:ー |
ブレ-キパッド | 純正 残厚 前:ーmm 後:ーmm |
ブレ-キロ-タ- | 純正 |
ブレ-キキャリパ- | 純正ブレンボ |
サス仕様 | ー |
ダンパー | 純正 ネジ式スプリングダンパーユニット |
スプリング | 純正 バネレート:前:ーlbs/inch 後:ーlbs/inch 自由長:前:ーinch 後:ーinch |
スタビ | 純正 パイプ径 前:φーmm 後:φーmm |
クラッチ | 純正 |
ギアレシオ | 純正 レシオ:カップカー仕様 |
ファイナルギア | 純正 レシオ:4.0 |
LSD | ATSカーボンデフ |
エキマニ | 純正 |
触媒 | ー |
サイレンサー | 純正 |
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プラグ | 純正 |
プラグコ-ド | 純正 |
ラジエター | 純正 |
ブッシュ類 | サス:純正 エンジン:純正 デフ:純正 ミッション:純正 |
ドライブシャフト | ー |
タワーバー | ー |
アンダーコート | ワンオフ |
ロールバー | ワンオフ8点 ボルト止め |
フレーム修復歴 | なし |
ボディ補強 | ー |
シート | BRIDEフルバケット |
ハーネス | TAKATA 6点式 |
エアロ・カウル | 純正 |
消火器 | FEV 使用期限:ー 点検検査日:ー |
燃料タンク | ー 容量:ーL 使用期限:ー |
メンテガレ-ジ | ー |
エンジンチューン | 2002年式後期3.6L軽量バージョンに換装 |
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補機類・ECU変更 | ー |
競技歴 | 2000年全日本GT選手権年間チャンピオン PCJ CUP参戦 ポルシェGT3 Cup Challrenge参戦 |
パーツの状態確認 | エンジン:良好 ミッション:良好 シャーシ:良好 電装系:良好 その他:良好 走行時期:数ヶ月前 点検時期:走行毎 |
スペアパーツ | エンジン:ー ミッション:ー シャーシ:ー 電装系:ー タイヤ:合計3セット ホイール:合計3セット |
アピールポイント | 2000年の全日本GT選手権に出走した No.26の「Shell TAISAN ADVAN GT3R」でGT300クラスにおいてシリーズチャンピオンを獲得した実車そのもの。 【2000 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP】 MOTEGI GT CHAMPION RACE Round1:GT300クラス1位(松田秀士・福山英朗) ALL JAPAN FUJI GT RACE Round2:GT300クラス1位(松田秀士・福山英朗) SUGO GT CHAMPIONSHIP Round3:GT300クラス9位(福山英朗・水野文則) JAPAN GT FESTIVAL in MALAYSIA:GT300クラス5位(福山英朗・D.マラガムワ) JAPAN SPECIAL GT CUP Round4:GT300クラス7位(松田秀士・福山英朗) GT CHAMPIONSHIP in TI Round5:GT300クラス7位(松田秀士・福山英朗) CP MINE GT RACE Round6:GT300クラス1位(松田秀士・福山英朗) SUZUKA GT 300km Round7:GT300クラス2位(松田秀士・福山英朗) エンジンは2002年後期型の3.6L軽量バージョンをオーバーホール済み。 ミッション・ドライブシャフトもオーバーホール済みで、いずれもその後の走行わずか。 デフはATS製にカーボンタイプに交換済み。 クラッシュ歴もない極上車両。 |
気になるポイント | 本格的にレースにシリーズ参戦するのであれば、エンジンやドライブシャフトは交換かオーバーホールを推奨。 |
エクステリア
エンジン・トランクルーム
インテリア
以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。