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HONDA CIVIC TypeR Race Base Car(EK9)


EK9/1997年式/日本

生粋のレーシングモデルでストリートを快適に愉しむ

ホンダNSX-R、そしてインテグラタイプRに続くタイプRシリーズ第三弾として誕生したEK9型シビックタイプRが登録された。
 
初代スーパーシビックより始まったワンメイクレースのレーシングスピリットを脈々と受け継ぎ、EK9となって最も完成されたFFスポーツカーとして一世を風靡した人気のモデルである。
 
圧縮比アップや吸排気抵抗及びフリクションの低減などでリッターあたり116psを実現し、当時NAエンジンとしては世界最高峰の高出力エンジンだった1.6L DOHC VTECの専用開発された名機B16Bユニットをはじめ、低重心化・軽量化・高剛性化の両立、スポーツABSやトルク感応型機械式ヘリカルLSD、専用ハードチューンサスペンション、専用ペダルレイアウト採用等で、『走る・曲がる・止まる』を高次元でバランスさせ、走りの楽しさと運動性能を徹底的に追求、人馬一体感のあるドライブフィールを実現した。
 
そして今回紹介する個体は、一部のエントラントにのみ販売されたモータースポーツ向けのレースベースモデルである。
 
一般流通しているストリートモデルに対し、プライバシーガラスの省略をはじめ、モモ製ステアリング、チタンシフトノブ、エアコン、パワーウインド、フロアマット、レカロシート、アルミホイール、エアバック等の装備品が標準で省かれたコンペティティブなモデルだ。
 
しかし、本車両はオプション設定されたエアコンを装備し、公道も快適にドライブできる更に希少な個体となる。
 
ほとんど市場には出てこないEK9のレースベース車で、レーシングライクにストリートを快適にドライブしてみてはいかがだろうか。
 

■外装

走行距離は10万キロを超え、内外装こそ多少の時代の経過を感じるが、他車種に比べ、パワーダウンの少ないと言われているB16Bユニットの現在でもレスポンシブルで伸びのある加速感によって、全てを忘れさせてくれるような痛快な走りを今でも提供してくれる。

■内装

シートの破れやボディの凹み等はあるが、ハッチバックという開口部の大きめのボディをカバーすべく、シビックカップ用のロールケージを組んで剛性が保たれているのでソリッドなフィーリングは当時とほどんど変わることは無く、むしろエアコン装備によって公道でも快適にレーシーなドライビングを楽しむことができる。

■総評

今でも根強い人気のEK9シビックタイプRだが、チューンが進んだ個体が多く、ノーマルの個体が希少になってしまったが、さらにレースベースはめったに見かける事のないモデル。しかもほぼノーマル然としており、加えてエアコンが装備された個体はまず出てこない。やや経年劣化の箇所はあるが、EK9のストリートモデルを更に濃くしたようなドライブフィールをサーキットはもちろん、ストリートで存分に楽しむにも最高の1台になろう。
 

売約済み

年式

1997年式

走行距離

131,000km

ミッション

5速MT

車検

一時抹消状態

現在色

チャンピオンシップホワイト

元色

排気量

1,595cc

ハンドル位置

乗車定員

2名

車体寸法

4180×1695×1300mm

車両重量

960kg

駆動方式

MR

使用燃料

無鉛プレミアムガソリン

装備

AC・PS・ETC

入手経路

正規新車

車両型式

E-EK9

車体番号

831(下3ケタ)

エンジン形式

B16B

エンジン番号

メーター交換

なし

エアバッグ

なし

修復歴

不明

オーナー数

複数オーナー

記録簿

なし

取扱説明書

なし

自動車税

リサイクル券

預託済み

現所在地

茨城県

保管方法

カバー保管


タイヤ

F:BRIDGESTONE B500si

R:BRIDGESTONE B500si

前:195/55R15 後:195/55R15

初走行:ー年

ホイール

F:純正 R:P1レーシング

リム径 前:ーJ  後:ーJ

オフセット 前:ーmm 後:ーmm

PCD ー

ブレ-キパッド

純正

残厚 前:ー% 後:ー%

ブレ-キロ-タ-

純正

ブレ-キキャリパ-

F:純正 R:純正

ダンパー

純正

スプリング

純正

バネレート:前:ーkg 後:ーkg

自由長:前:ーinch 後:ーinch

スタビ

純正

パイプ径 前:φーmm 後:φーmm

クラッチ

純正

フライホイ-ル

純正

ミッション

純正

ファイナルギア

純正

レシオ:ー

LSD

純正

イニシャルトルク:

エアクリ-ナ-

純正

エキマニ

純正

触媒

純正

サイレンサー

純正

プラグ

純正

プラグコ-ド

純正

ラジエター

純正

オイルクーラー

純正

マウント・ブッシュ

サス:純正

エンジン純正

デフ純正

ミッション純正

メンバ-・ロッド

純正

ドライブシャフト

純正

タワーバー

純正

アンダーコート

無し

ロ-ルケ-ジ

シビックワンメイクレース用

ボディ補強

不明

シート

純正

ハーネス

純正

エアロ・カウル

純正

消火器

使用期限:ー

点検検査日:ー

燃料タンク

純正

使用期限:ー

容量:ー L

その他


エンジン

純正

補機類・ECU

純正

競技歴 

不明

コンディション

エンジン:良好

駆動系:良好

シャーシ:良好

電装系:良好

足回り:良好

その他:リヤスペースに若干の雨漏り

直近の走行時期:2016年6月

点検時期:2016年5月

スペアパーツ

エンジン:ー

ミッション:

シャーシ:ー

電装系:ー

タイヤ:ー

ホイール:リヤ純正2本                  

その他:ー

アピールポイント

■1997年式

■ほぼノーマル

■希少レースベース

■エアコン付き

■即走行可能

気になるポイント

左ドア下部凹み


※写真を クリックすると拡大します。


■エクステリア

レースベースのストリート仕様

『クルマを走らせる真の歓びをより多くの方に堪能して欲しいという願いと情熱をもって開発された』と云われるEK9タイプR。そのエッセンスをより濃く感じることができるのが、希少なレースベースモデルとなる。本車両はストリートも快適にドライブできるように、エアコンも完備された贅沢な仕様だ。

斜め後ろ

現在は車検が切れているが、取得することももちろん可能。カーペット類やモール類など、できる限り内外装で省けるものを追求した結果、1tを切る車重ながらもほぼノーマルを保持し、EK9らしい軽快感や爽快感を大事にしている。

フロントマスク

空力を重視したシンプルでツルンとしたフロントマスク。

リヤビュー

ストリートモデルと変わらぬリヤビュー。

サイドフォルム

サイドモールが外され、ストイックな雰囲気のサイドフォルム。

フロントまわり

空気抵抗を増やさずに揚力を押さえ込むフロントスポイラーは、目立つような割れもない。

ボンネット

チャンピオンシップホワイトの外装色に褪せはない。

フロントウィンドウ

修理を要するようなヒビやキズは無い。

リヤウィング

高速安定性を高める空力パーツのひとつとして役割を担っている控えめなリヤウィング。

リヤまわり

目立つような凹みやキズもないリヤまわり。

ルーフ

凹みや退色もない。ラジオアンテナ用メクラ蓋は、レースベースモデルと判断できる唯一の分かりやすい箇所。

タイヤ&ホイール(フロント)

タイヤはBRIDGESTONE B500siで、195/55R15を履かせている。ホイールはフロントは純正のまま。ブレーキまわりや足回りも純正のままと思われる。

タイヤ&ホイール(リヤ)

リヤはタイヤはフロントと同様だが、ホイールはP1レーシングに変更。純正リヤホイールも付属する。

左ドア下側

唯一大きめの凹み。下側なのであまり目立たない箇所ではある。もちろん、走りに影響は皆無。

マフラー

マフラーも純正のまま。しかしひとたびアクセルを煽れば、ハイコンプ的な弾けるようなサウンドを奏でる。

下まわり(フロント側)

年式相応の下まわりだが、酷いオイル漏れや激しい損傷部分は無さそうだ。

■エンジン・トランクルーム

エンジンルーム

インシュレーターレスのボンネット裏。特に油系のものが吹いたような感じは無い。

B16Bエンジンユニット

アコードやビガーに搭載されたB18AやB20Aなどから始まったB型エンジンは、EK4搭載のB16A型をベースに、カムやバルタイの見直し、高圧縮化、インテークやエキゾースト径の拡大などで大幅な改良を施し、185ps/8200rpm、16.3kgm/7500rpmを発するユニットとなった。特にB型エンジンは走行距離が多くなってきてもパワーの落ち込みがほとんど無いと云われており、10万キロを超えた現在でも元気よく回る。

リヤハッチ裏

ストリートモデルと同様のリヤハッチ。

リヤスペース

スペアタイヤだけが置かれたドンガラのリヤスペース。強い雨の時には若干の雨漏りがあるようだが、グサグサになっている部分は無い。

■インテリア

車内全景

タイプR特有の赤と黒で整然とデザインされたスポーティーな車内。

メーターまわり

タイプRシリーズ共通のカーボン調メーターパネルにイエロー指針のメーターナセル。オドメーターは実走行。

センターコンソール

レースベースでありながら、社外製のオーディオと純正エアコンが備わったセンターコンソール。これでストリートも快適に過ごすことができる。

ロールケージ装備

シビックワンメイクレース用のサイドバー付きダッシュ貫通ボルト留めロールケージが備わる。向かって左上の天井から垂れている線はラジオアンテナで、これもレースベースの特徴となる。

ドア

軽量化の一環としてレギュレーター仕様になっているドア。

シート

シートはBRIDE製のフルバケットタイプが運転席に備わる。乗り降りの際に擦れやすいサイドサポートに破れはあるが、使用には何ら問題は無い。

ペダル類

純正のままのABCペダル。ヒール&トゥがしやすいレイアウトになっている。

エンジン始動〜ブリッピング

名機B16Bユニットから発せられるエキゾーストノートをご確認いただきたい。

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以上の掲載内容は、弊社が編集・制作したものです。ナンバープレートや車体番号など、個人を特定できるような被写体や情報は意図的に伏せてあります。また、整備履歴、修復歴などに関しては、弊社で裏付けを取ったものではありません。また、本サイトに記されてる走行距離は、成約時には多少伸びております。あらかじめご了承ください。